限界芸術論と現代文化研究―戦後日本の知識人と大衆文化についての社会学的研究

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  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784863390959
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C1036

内容説明

フォークソングは1960年代の日本においてどのように展開したのか?鶴見俊輔の「限界芸術論」を手懸かりに中川五郎・片桐ユズルへのインタビューを交え背景となった市民運動とともに関西フォーク運動の実像にせまる。

目次

第1章 鶴見俊輔と「限界芸術論」の研究(鶴見俊輔と大学、『思想の科学』「ベトナムに平和を!市民連合」;「限界芸術論」から「流行歌の歴史」へ ほか)
第2章 「限界芸術論」からフォークソングの運動へ―片桐ユズルの言説を中心に(フォークソングと替え歌;片桐ユズルとフォークソング運動 ほか)
第3章 表現文化と言説空間―フォークソング批評と雑誌分析を中心に(フォークソングと音楽批評;『フォーク・リポート』という言説)
第4章 「素人」の時代の表現者 中川五郎の軌跡(フォーク歌手の誕生中川五郎の軌跡;『フォーク・リポート』とその周辺 ほか)

著者等紹介

粟谷佳司[アワタニヨシジ]
1968年生まれ。同志社大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程満期退学。博士(社会学)。現在、立命館大学立命館アジア・日本研究機構客員研究教員(准教授)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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古戸圭一朗

3
鶴見俊輔の『限界芸術論』を足がかりに、関西で展開されたフォークソング運動を追う。限界芸術論を単に分析するための理論として取り上げるだけではなく、鶴見と交流のあった運動の当事者を通して、限界芸術論が運動の中でどのように用いられたか、を扱っているのが特徴的。それは、鶴見の理論が運動を通して、具体的な輪郭として表れた過程であった。2021/02/03

粟谷佳司

0
博士論文を書籍化したものです。2018/09/10

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