内容説明
ケケツの新しい友だち、モイツァ。ヒバリのように歌のじょうずなモイツァには、けれど、大きな悲しみがありました。狼をおともにつれたふしぎな女もあらわれて、ケケツの新しい冒険がはじまります。
著者等紹介
ヴァンドット,ヨシプ[ヴァンドット,ヨシプ] [Vandot,Josip]
1884年にスロヴェニア北部の山岳地帯に生まれる。貧しい生家の生活を支えるため様々な仕事に就いた後、1923年から念願だった文筆に専念する生活に入るが、1941年のナチス・ドイツの侵攻により亡命生活を余儀なくされる。3年後の1944年、亡命先のクロアチアの村で爆撃に遭い、国を追われたまま60歳の生涯を閉じた。10代の頃から詩や評論を雑誌に発表し始め、貧窮や戦火に追われながらも生涯にわたって筆をとり続けた。代表作は少年ケケツを主人公とする3つの児童文学作品で本書はその第2作目にあたる
佐々木とも子[ササキトモコ]
1958年福岡県生まれ。1985年九州大学文学部独文学科博士後期課程単位取得満期退学
ゴドレール,イヴァン[ゴドレール,イヴァン] [Godler,Ivan]
1962年リュブリャナ(スロヴェニア)生まれ。1988年来日、1995年九州工業大学博士(工学)
三好真理[ミヨシマリ]
1963年香川県生まれ。1986年多摩美術大学絵画科油画専攻卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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