内容説明
言語聴覚士・公認心理師の著者が、自宅に設けた「こころとことばの相談室」自閉症のトモ君とかあさんが次第に心を通わせはじめる。自閉症を生きる子と支える母の２０年を伴走した涙と笑いの記録。
目次
１ 子どもとこころを繋ぎたくて（トモ君のあゆみ；不思議な赤ちゃん；ぼくの世界に入ってこないで；甘えの芽生えまで；こころが繋がる ほか）
２ お母さんのこころを辿れば（私のせいかもしれない；人並み？ありのまま？揺れるこころ；「開き直り」もあっていいんだ；こだわりとこころ；わが子という気づきへ）
まとめにかえて
著者等紹介
小村宣子［コムラノブコ］
１９５４年兵庫県生まれ。大阪大学人間科学部卒業。兵庫教育大学大学院障害児教育専攻修了。高知市立学校での特別支援教育担当（主に言語障害）、病院での言語聴覚療法担当の後、自宅に「こころとことばの相談室」を開設。相談室業務と並行して、非常勤にて高知県及び大阪府で障害児の通園施設等に勤務した。また、大阪府及び兵庫県の言語聴覚士養成校で言語発達等の講義を行っている。言語聴覚士・公認心理師・臨床発達心理士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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こっけ
1
重くなることが多いテーマの中でも終始前向きで、かと言って途中、お母さんの涙ぐむ様子もあり現実味がしっかり感じられました。医療的視点の情報もあるため、よくある胡散臭い精神論の本では無い所も良かったです。2023/12/09
