内容説明
看護師でありながら、図らずも難治性C型肝炎1b型の感染が発覚して17年。ついにC型肝炎ウイルスを消滅させることに成功。肝臓がんを発症しながらも看護師の経験を生かし、ウイルス消滅に至るまでの医療経過や、体調の変化を詳細に記録。あきらめずに闘い続けた著者が、病気と闘うすべての人々に勇気を贈る書。「C型肝炎を生きる」の著者の書き下ろし第2弾。
目次
1章 平成18年・あきらめない!―生き抜きたい一心で治療に専念する(併用療法を終えた後の治療と経過;ミノファーゲン注射とウルソ内服治療開始 ほか)
2章 平成19年・80歳まで生きのびたい―がん再発、仲間と共有する時間(併用療法を80単位で再開する;悩みを共にする仲間と歩む ほか)
3章 平成20年・高いハードルを越える―再々発し、栓塞手術を受ける(初の実施…「がん統合医」の認定試験;治癒の可能性に向かって ほか)
4章 平成21年・17年目にして叶った願い―とうとうウイルスが消滅した!(ウイルス排除の日に向かって;病気に克つためには自分に克つことが最も大切 ほか)
著者等紹介
尾原佳代子[オハラカヨコ]
昭和16年高知県に生まれる。昭和31年個人病院に見習看護婦として就職。昭和35年県立病院准看護婦養成所卒業。昭和38年高知市内の法人病院に就職。昭和41年県立定時制高校卒業、25歳で結婚、一男一女の母となる。平成13年同病院を定年退職。平成14年~パートタイマーとして働いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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