内容説明
最近の株高は、日本の巨大経済トレンドが次の時代に行こうとする前兆である。しかし、その前に私たちは“産みの苦しみ”を味あわなければならない。日本の財政は破綻し、国民生活も崩壊する。身構えろ、備えろ、手を打て!!本書に生き残りの秘策がすべて書かれている。
目次
第5章 二度の“どん底”で何が起きたのか(近現代の日本が経験した二度の「どん底」;明治維新は「どん底のガラガラポン」だった! ほか)
第6章 国家破産を生き残るために―資産防衛の極意(少なくとも一〇年は気を抜くな!;ソ連崩壊、そして国家破産 ほか)
第7章 破産後の日本を大復活させるために―新・船中八策(一度破綻した国家は、破綻し続ける;坂本龍馬の“船中八策”が明治新政府の指針へ ほか)
第8章 今必要なのは“国を守る精神”だ―ウクライナvs日本(国のために戦う気がない日本人;“自助の精神”が欠落してしまった日本人 ほか)
エピローグ(非常時は目の前だ。備えるのは“今”しかない)
著者等紹介
浅井隆[アサイタカシ]
経済ジャーナリスト。1954年東京都生まれ。学生時代から経済・社会問題に強い関心を持ち、早稲田大学政治経済学部在学中に環境問題研究会などを主宰。一方で学習塾の経営を手がけ学生ビジネスとして成功を収めるが、思うところあり、一転、海外放浪の旅に出る。帰国後、同校を中退し毎日新聞社に入社。写真記者として世界を股にかける過酷な勤務をこなす傍ら、経済の猛勉強に励みつつ独自の取材、執筆活動を展開する。現代日本の問題点、矛盾点に鋭いメスを入れる斬新な切り口は多数の月刊誌などで高い評価を受け、特に1990年東京株式市場暴落のナゾに迫る取材では一大センセーションを巻き危こす。1996年、従来にないまったく新しい形態の21世紀型情報商社「第二海援隊」を設立し、以後約20年、その経営に携わる一方、精力的に執筆・講演活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 兵隊蟻が歩いた 文春文庫