内容説明
世界各国がインフレ対策のために利上げをする中で日銀だけが金融緩和を続けた結果、円安を招き政府はその対策に追われている。日銀には金利を上げられない訳があり、いくら政府が為替介入しても、将来的な円安は避けられない。この事実に気付き始めた投機筋や賢い個人は、円を見捨てて米ドルへと資産を移している。そう、円で資産を持ち続けていたら円の価値が下がるとともに、あなたの老後も資産も消えてしまう。今すぐ資産を米ドルに換えなさい!それが唯一の生き残る道なのだから。
目次
プロローグ 素晴らしい老後を送りたいなら、今すぐ“米ドル”を買いなさい!
第1章 円が安くなるこれだけの理由(ハイパーインフレは“一晩”で起こる;円が安くなる「これだけの理由」 ほか)
第2章 国が破産したら、一ドル=一〇〇〇円もあり得る(ビッグマックが六〇〇〇円!?;円安による一時的な景気の上昇に騙されるな ほか)
第3章 一〇年後、円しか持たないあなたは極貧のどん底へ(円資産への集中は最も危険なギャンブル;円はどんどん“安く”なり、日本人はどんどん“貧乏”になる ほか)
第4章 対策編 今すぐドルとダイヤを買いなさい(今起きているのは「ただの円安」ではない!!;円安時代の新常識とは? ほか)
エピローグ 激動の時代を生き残るためにはまったく新しい発想を持て!!
著者等紹介
浅井隆[アサイタカシ]
経済ジャーナリスト。1954年東京都生まれ。学生時代から経済・社会問題に強い関心を持ち、早稲田大学政治経済学部在学中に環境問題研究会などを主宰。一方で学習塾の経営を手がけ学生ビジネスとして成功を収めるが、思うところあり、一転、海外放浪の旅に出る。帰国後、同校を中退し毎日新聞社に入社。写真記者として世界を股にかける過酷な勤務をこなす傍ら、経済の猛勉強に励みつつ独自の取材、執筆活動を展開する。現代日本の問題点、矛盾点に鋭いメスを入れる斬新な切り口は多数の月刊誌などで高い評価を受け、特に1990年東京株式市場暴落のナゾに迫る取材では一大センセーションを巻き起こす。その後、バブル崩壊後の超円高や平成不況の長期化、金融機関の破綻など数々の経済予測を的中させてベストセラーを多発し、1994年に独立。1996年、従来にないまったく新しい形態の21世紀型情報商社「第二海援隊」を設立し、以後約20年、その経営に携わる一方、精力的に執筆・講演活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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