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内容説明
19世紀のロンドン。人気女流作家キャロラインは、ある日、アダムという謎めいた紳士の訪問を受けた。彼の話は意外なものだった。前日の晩にキャロラインが参加した降霊会の主催者の女霊媒が、会の終了後に何者かに殺されたというのだ。アダムは個人的な理由により、どうしてもその犯人を突き止めねばならなかった。でも、むろんキャロラインに犯人の心当たりなどはない。彼女はアダムに協力することにした。調査をつづけるうちに、二人は互いに強く惹かれあっていく。しかし、やがて恐ろしい事件が発生した。ふたたび霊媒の女性が惨殺されたのだ…。
著者等紹介
クイック,アマンダ[クイック,アマンダ][Quick,Amanda]
カリフォルニア大学で図書館学の修士号を取得し、企業や自治体の図書館司書を勤めたのち、1970年代後半に作家に転身。これまでに100冊以上の作品を上梓し、アメリカ出版界で不動の地位を築いている。また、ジェイン・アン・クレンツ名義で、現代を舞台にしたロマンティック・サスペンス小説も多数発表している
高田恵子[タカタケイコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。