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内容説明
州警の狙撃手ボビーが長い勤務を終えて家路につこうとしたとき、緊急招集がかかった。高級住宅街のある家で、男が自分の妻と幼い息子に銃をつきつけて立てこもっているという。現場に急行したボビーは男が妻を撃つつもりだと判断し、その場で射殺した。その妻キャサリンは以前より夫の暴力に悩んでいたと証言するが、息子のネイサンも頻繁に入院を繰り返しているし、どこか様子がおかしい。キャサリンが実は夫を挑発して射殺されるように仕向け、息子も虐待しているのではないか―自責の念にかられるボビーは謎めいた彼女の周囲を探りはじめ…。息もつかせぬラブ・ロマンス。
著者等紹介
ガードナー,リサ[ガードナー,リサ][Gardner,Lisa]
1993年ペンシルヴェニア大学卒業。在学中からアリシア・スコット名義でロマンス小説を書き始め、数々のロマンス小説の賞を受賞。1998年、リサ・ガードナーと名前を変え、『素顔は見せないで』(ヴィレッジブックス)でメジャーデビューを果たした。その後も次々に作品を発表しつづけており、出せば必ず主要各誌のベストセラーリストに名を連ねるヒットメーカーである。現在は夫と幼い娘、愛犬、愛猫とともにニュー・イングランド在住
前野律[マエノリツ]
1941年生まれ。国際基督教大学卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まゆこ
3
★★★☆☆2009/05/09
あつぼう
3
州警察の狙撃手ボビーが無線で呼び出され妻キャサリンを殺そうとしてた男を狙撃した事から始まります。本来なら殺されそうなキャサリンを助けたヒーローとして迎えられるところが、狙撃された男は絶大な権力を持つ判事の息子。そしてキャサリンは幼少時代に誘拐され28日間にわたって穴に監禁された過去をもち夫婦の息子は診断のつきにくい難病にかかって入退院を繰り返してます。この状況から判事はボビーがキャサリンと共謀して息子を殺したと告訴するんです。ヒーローの立場から一転して殺人者となってしまったボビーの孤立の戦いがはじまる。2009/01/19
パワフルあっこ
2
3.5点/5点 ラブサスペンスだが、ラブラインはほとんど無し2015/03/18