ヴィレッジブックス<br> スプーン三杯の嫉妬

ヴィレッジブックス
スプーン三杯の嫉妬

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  • サイズ 文庫判/ページ数 456p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784863327726
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ジニーとセーラは子供の頃からの親友どうし。華やかで社交的なセーラとは対照的に、地味でおとなしいジニーは、いつもセーラの陰に隠れ、まったく目立たない存在だった。ある日ジニーは、セーラとハンサムな新聞記者トムとの婚約を知らされ、愕然とする。トムを先に見つけて、一途に思いつづけてきたのは自分なのに…。ジニーの中で積もり積もったセーラへの嫉妬がついに火を噴く。ジニーはふたりの新居を覗ける部屋を借り、きれいでやさしいセーラを、醜く性格の悪い女に豹変させる秘策を実行に移すことに。嫉妬と憎しみに燃える女の怖ろしい計画とは?恐怖のレディース・サスペンス。オーストラリア推理作家協会最優秀新人賞&読者賞受賞作。

著者等紹介

アヴィーソン,バンティ[アヴィーソン,バンティ][Avieson,Bunty]
オーストラリア、ヴィクトリア州生まれ。ロンドンで3年間新聞記者をした後、オーストラリアに戻り『ウーマンズ・デイ』誌や『ニュー・アイデア』誌の編集長となる。2000年に雑誌の仕事を辞めて小説を書きはじめ、初めての作品となる『スプーン三杯の嫉妬』でオーストラリア・ミステリー界でもっとも権威のあるオーストラリア推理作家協会の最優秀新人賞と読者賞を受賞、華々しいデビューを飾った。2002年に夫と生まれたばかりの娘を連れてブータンで暮らした経験をつづったノンフィクションも出版されている。現在はシドニー在住

高月園子[タカツキソノコ]
1952年生まれ。東京女子大学文理学部史学科卒業。翻訳のほか、音楽関係の記事や、20年近くに渡るイギリス生活を題材にしたエッセイなども執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

You

1
大学時代に読んだ本の再読。やっと読み終わった~!400p超、久しぶりの長編。相変わらずスゲえよジニー、スゲェよあんた…。光り輝く未来を確信してそこに突き進んでいた学生時代と、まあそれなりに色々な出来事を経て二十(ピー)歳になった今。改めて読むと感慨深いものがあります。恐ろしいですが切ないです。個人的に、この世の中で起きる犯罪の大部分は、その人の抱える孤独が原因になっていると感じます。色々な寂しさが、色々な道順を辿った結果、それを解消したり分かって貰う為の形として、人に犯罪を起こさせるのだと思います。2014/03/10

Fukuko

0
★★★★☆2015/11/23

ニ詩子

0
設定が面白くて、どうなるんだろう?とワクワクしたが、結局そう落ちるのかとがっかり。 登場人物の背景もあやふやで、人物像がつかみきれないまま事件につきすすんだ感じ。こういう嫉妬モノは、どっちかを応援したくなるものだが、どちらも気持ちが入り込めないまま、事件だけが起こってしまう。読んでるうちに、こちらが醒めてきてしまった。作者の感情の突っ走りだけで長々と書き上げたような印象。 2014/07/07

Ryuta Furudate

0
翻訳が上手なのでさくっと読める。 タイトルに惹かれて購入。 思いのほか面白い作品でした。2012/05/09

モケリン

0
薬物と友人の嫉妬によって狂わされていく優等生の変化が興味深くて一気読みでした。ラストは予想通りの展開で目新しさはなかったけど、翻訳物にしては読みやすくて良かった。2012/06/30

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