ヴィレッジブックス
報復

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  • サイズ 文庫判/ページ数 612p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784863327474
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hit4papa

29
逮捕された猟奇連続殺人鬼の姿を見て、女性検事補は慄然とする。その男は、12年前、彼女を子供が成せないほど暴行した犯人と気がついたからだった。事件当時、夢を絶たれ恋人を失った検事補は、死刑判決を勝ち取るべく熱意を燃やす・・・過去を消し前途有望となった主人公の前に突然現れた悪夢。はたしてこの裁判は私闘なのか。主人公の過去が暴かれていく中、予想外の事態が勃発していきます。法廷シーンを含め緊迫の連続で、ラストへ向けてジェットコースター的な展開となります。正義のあり方が問われる傑作ミステリです。ただしグロめ。2017/12/09

竹園和明

6
長すぎです。話がさっぱり進まない。なのでムダなページは飛ばして読みました。意外な犯人が現れて主人公と格闘、最後は正義が勝った。…こういうゲリラ的な読み方ではスリリングな展開も意外性に驚く事も味わえないのでしょうが、作品自体をもっとコンパクトに出来たのではないかと「???」でした。日本の小説に慣れてしまっているもので、表現やセリフの言い回し、展開の遅さに閉口。海外もののサスペンス小説を読むのは自分にとっては苦痛です。2015/07/23

たえたえ

3
一気読み。ハーレクインものより読み応えがあって良かった。2021/04/13

romance_holic

3
背筋が凍るほど怖い・・・。読んでいる内容が怖すぎて、姿勢をかえて後ろを振り返るのも怖かったくらい・・・。特に前半のヒロインの恐怖感や臨場感はリアリティがあり、凄惨で読むのがつらかったです。でも最後まで読まない限り怖すぎて!!! ということで一気に読み終わりました。 処女作でこの迫力。すごい。 検視や事件の状況、捜査の進展状況などもすごいリアリティがあると思ったら・・・この作者さんはフロリダで検事補だったんですね。実体験を活かしきってる。2007/09/07

2
クローイの強さは自らの弱さを抱きしめるからこそなのだろう、と思う。立ち上がることが出来ないはずの過去、現在担当している事件の被疑者、愛情という灯りを手元にすることも暖をとることも叶わない過去の悪夢。叩きつけられるその悪夢と別の悪夢に引き込まれてかけたのにも関わらず、車椅子でらなく松葉杖になろうとしてくれる存在を認めて、向き合っていく姿勢。 著者は検察官出身とあって、リアルに読み手も息を止めさせるような筆致。視点の切り替え方も巧み。 多分、希望に向かう終わり方は現実には悲惨な事件を知っているからだろうか。2018/01/03

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