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内容説明
時は１１世紀。南フランスの村で妻ソフィーとともに宿屋を営むユーグは十字軍に加わったものの、敵味方双方のあまりの蛮行に嫌気がさし、やがて帰郷した。しかし、彼が目にしたのは焼け落ちた自分の宿。村人によれば、謎の騎士団が襲来し、宿に火を放ってソフィーを連れ去ったという。冷酷な領主ボードワンの仕業だと直感したユーグは怒りに燃えて、ソフィーを奪還すべく行動を開始する。が、その前途に渦巻くのは、計り知れない価値のある聖遺物をめぐる密謀だった！全米ベストセラーＮｏ．１に輝く壮大なスケールの歴史アドベンチャー・ロマン。
著者等紹介
パタースン，ジェイムズ［パタースン，ジェイムズ］［Ｐａｔｔｅｒｓｏｎ，Ｊａｍｅｓ］
１９４７年、ニューヨーク州ニューバーグに生まれる。７１年に広告代理店Ｊ・ウォルター・トンプソンに入社、９０年から９６年まで同社の会長を務めた。当代きっての人気作家のひとりであり、数々のベストセラーを生み出している
大西央士［オオニシヒロシ］
翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
woo
7
それなりに面白いけどパターソンの作としては余りに安易な設定かなぁ…腹が立つとは言わないけど特に読まなくても2017/04/01
Kimikazu Sawada
0
ヨーロッパ中世ものは珍しいのですが、なかなか面白い作品でした。2014/05/11
SAI
0
キリストの聖遺物をめぐる物語。 十字軍として遠征した宿屋を営むユーグとその妻。帰ってきたユーグを待つのは残酷な現実。妻はおらず、授かっていた息子が殺されたという。ユーグは妻を探すが…。妻はどこにいるのか？すでに殺されているのか？ 中世のただの平民であるユーグの人生は神からの試練の連続だった。 恋愛あり、戦いあり、ウィットありと、楽しく読めたかなー。2012/12/06
Starman
0
久しぶりに再読してみましたが、やはりおもしろいと思います。ちょい都合がよすぎたりもしますが、どことなくリアルに思えてくるから不思議。あ、でもやっぱり子供にはお勧めしません。2011/02/20
一虎
0
読みだしたら話の展開が面白くてどんどん先に進んだ。ヨーロッパの戦場も私にとってはある意味新鮮で面白い。戦いはどこもむごいものだが。しかし、登場人物の死に方が意外と喜劇に近いものがあった。2021/10/20
