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内容説明
南北戦争時代のアメリカ。しとやかなメグ、跳ねっかえりのジョー、引っ込み思案のベス、おしゃまなエイミーのマーチ家四姉妹は、父の留守をあずかることに。信心深い母の教えのもと、少女たちは清く正しい“小さな貴婦人たち”として家を守るべく奮闘をはじめる。ときには喧嘩したり、羽目をはずしたり、なまけ心に負けたり、貧しさを嘆いたりしながらも、愛にあふれた毎日を過ごしていた。だが、戦地の父が病に倒れ、一家には暗雲がたちこめはじめる―いつの時代にも忘れてはいけない女の子の心得が四姉妹の春夏秋冬を通して再発見できる、新訳“おとなの少女文学”シリーズ第3弾。
著者等紹介
オルコット,L.M.[オルコット,L.M.][Alcott,L.M.]
1832年、ペンシルヴェニア州にて誕生。超絶主義者として有名な教育者、エイモス・ブロンソン・オルコットを父にもつ。幼少期からその思想運動に多大なる影響を受け、神への信仰を忘れず、女性や奴隷など弱い立場に立つ人々に救いの手をさしのべる女性へと成長した。一家の貧困のために、作家、家庭教師、お針子など、多種多様な職業につき、ワシントンの病院で看護師として働いた経験は、のちに新聞に掲載された『病院スケッチ』という作品にも活かされている。別の筆名が大人向けのラブ・ロマンスも多く発表していたが、36歳の時に自らと姉妹をモデルにした自伝的作品『若草物語』を発表するや、少女たちの圧倒的な支持を受け、そののちは、児童向けの倫理的な小説を精力的に発表し続けた
松井里弥[マツイサトミ]
東京都出身。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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優希
mimosa
ちどり
伊瀬有佐
ごま麦茶