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MARVEL
キャプテン・アメリカ:ニューディール

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  • サイズ B5判/ページ数 146p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784863323445
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

内容説明

全米を揺るがせた“9.11”アメリカ同時多発テロ事件。だが、テロの恐怖はそれだけでは終わらなかった。小さな田舎町を襲った新たなテロをきっかけに、キャプテン・アメリカは巨大な陰謀に巻き込まれていく。9.11直後のテロの時代を背景に、アメリカが目指すべき新たな理想を真摯に追い求める問題作。映画公開に先駆け、緊急出版。

著者等紹介

リーバー,ジョン・ニー[リーバー,ジョンニー]
アイズナー賞にもノミネートされたDCコミックス刊の『ブック・オブ・マジック』他、人気ゲーム『トゥーム・レイダー』のコミカライズや、『トランスフォーマー/G.I.ジョー』などの原作を手がけている

カサディ,ジョン[カサディ,ジョン]
『アストニッシングX‐MEN』により、その輝かしい経歴をさらに飛躍させた。ウォーレン・エリスとの共著『イラストレーション・ゴッド』、伝説的ライターのアラン・ムーアと組んだ『オペレッシェント・タレント』に代表されるように、カサディ『アストニッシングX‐MEN』と、ワイルドストーム刊の『プラネタリー』におけるアートワークで、前代未聞のアイズナー賞三冠同時受賞を達成し、さらに『アストニッシングX‐MEN』は最優秀長編シリーズの栄誉も受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

16
第二次世界大戦中に今でも最終兵器であるもので何十万人も一般市民が亡くなった国の国民からしたら自分が日本人であることをかなり強く認識させられる911の翌年に出たテロとアメリカに暮らす俺たちについての漫画。私は戦争は経験していないけれども、ww2の敗戦国であり自国の大地の上で自国市民を数十万人殺された事のある国に生まれたという事は今なおある一定の意味を私に付与しているのだなあという事を初めて感じた。この漫画の主題は「今自らに問い直そう(正義、自由、憎しみ、自分の心を、世界を)」という感じで戦争及びテロ自体に2016/06/12

神太郎

7
9.11という未曽有の事件。それから1年。そのテロとどう向き合うべきなのかを描いた異色にして意欲作。テロから1年経っても多くの傷跡を残し、いまだ癒えない中憎悪だけが膨らむ中、本作はとことん冷静にテロをとらえ、真正面からアメリカがどこへ向かうべきかを示そうとしている。アメリカン・ドリームという言葉が何度も出てくる。それは既に死んだとすら言われている中、キャップはそれを信じる。いや、テロの時だからこそ、持たねばならないのではないかと訴える。戦うだけでなく、被害者に寄り添いテロの跡地で作業する姿も印象的だ。2012/04/03

ヴィオラ

5
予備知識無しで読んだんで、1ページ目が結構衝撃的でした。正直、あんまり友達にはなりたくないタイプな人なのは確かだけど、そこまで「アメリカ万歳」なキャラでは無かったんだね…。ごめんよ、キャップ。僕は君の事、ちょっと誤解してたよヾ(^-^;) あと、改めて思ったけど、キャップが持ってる丸いシールドのシルエット、アートとの親和性の高さは素晴らしいね。2013/04/24

AO ( × ×)ノ⌒○

2
9.11以後のアメリカで、自分の存在意義を問われ続けなきゃいけないヒーローってやっぱり哀愁あるな、と。コミック的にも比較的読みやすくて良かったです。2012/02/04

garth

2
ポスト911のコミックの代表格。キャップがアラブ系テロリスト集団に狙われる。やっぱキャップってキャラとしての存在そのものが難しいよなあ、つねに存在の意味を問われつづけなければならないわけでね。2011/11/14

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