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内容説明
亡くなった貴族の娘ケルシーは、妹とともに伯父夫婦の屋敷で暮らしていた。しかし、ある日知らされたのは、伯父が莫大な借金を抱えており、数日後には屋敷が債権者の手に渡って自分たちが追い出されてしまうこと。彼女がそれを防ぐには、愛人を求める貴族たちが参加するオークションで身を売り、その金で借金を返済する以外になかった。偶然そのオークションの場に居合わせた名門マロリー家の男性デレクは、美しいケイシーを手に入れようとしている人物が異常な性癖を持つ貴族であることに気づき、思わず彼女を競り落とすが…。
著者等紹介
リンジー，ジョアンナ［リンジー，ジョアンナ］［Ｌｉｎｄｓｅｙ，Ｊｏｈａｎｎａ］
ハワイ在住の人気作家。ヒストリカル・ロマンスを得意とし、これまでに３０作以上の傑作を発表している
那波かおり［ナワカオリ］
英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ＫＡＺＵ@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
26
華麗なるマロリー一族第５弾。 面白かった。今まででこれが一番好き。ヒロインは前4作のような、気の強い女性ではなく優しい女性。ヒロインは一族の長の息子。この二人のロマンス良かった。そして、ハラハラするシーンも(^_-)2018/05/12
たまきら
16
強烈な伯父さん達がかわいがっている、いつもにこにこ朗らかな甥っ子（庶子だが侯爵の長男坊）が主人公です。家族を救うために愛人オークションに身を投じた女性を倒錯趣味の男から救うため、やむなく彼女を落札し、まあそこまで紳士ではないので愛人にするわけです。けれども彼ったら彼女の魅力にうっとりしっぱなし。今回はなんとパパのロマンスまで展開し、盛り上がりました。しとやかだけど癇癪を起こすとなかなか強烈な女子。今後も色々やらかしそうだなあ。次も楽しみ！2020/12/08
アネム
6
★★★★★マロリー一族、良かった！2018/01/08
黒崎ディートリッヒ
5
没落貴族の娘ケルシーは、借金を抱えた伯父の屋敷から追い出されることを防ぐため、娼館のオークションで自分を売りに出す。マロリー家の青年貴族デレクは、偶然彼女と出会い一目惚れ。だが彼女を買い取ったのは、倒錯趣味の貴族で？！ ヒストリカル・ロマンス。『華麗なるマロリー家』シリーズ。超絶サディストな悪役のデーヴィットがなかなか姿を現さないので、どんな形で登場するのか読んでいてとても気になりました。っていうかデーヴィットはサディストっていうより、ただの暴力癖にしか思えない気もしましたけど。 マロリー家って複雑です。2015/01/04
ばんび
4
やっぱろマロリーシリーズ好きです！ 意外な展開でした。2017/06/26
