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ヴィレッジブックス
いとけなく愛らしき者たちよ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 546p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784863322912
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

レイニーは13歳の可憐な少女。インターネットで知り合った少年にデートに誘われた彼女は、ある放課後、約束の場所まで出かけていく。だが、レイニーの姿はそれきり消えてしまった。家出か、誘拐事件か?事件を担当することになったのはフロリダ法執行局のボビー・ディーズ特別捜査官。未成年者をめぐる事件の解決に多大な実績をあげているボビーだったが、それにはある特別な事情があった。一方、少女の家出問題を取材するテレビレポーターのもとにおぞましい油絵が送られてくる。ピカソ殺人事件と名づけられた一連の少女連続殺人事件…レイニーもまた犠牲者なのか。

著者等紹介

ホフマン,ジリアン[ホフマン,ジリアン][Hoffman,Jilliane]
アメリカ、ロングアイランド育ち。セント・ジョーンズ大学ロースクール在学中からクイーンズやブルックリンの検事局で検察官として修行を積み、卒業後はフロリダ州マイアミの検事局で検事補となる。その後、フロリダの法執行局に移り、地域法務アドバイザーとして麻薬、殺人、組織犯罪などの複雑な犯罪捜査にあたる特別捜査官に法的助言を与える一方、ジャンニ・ヴェルサーチを射殺した連続殺人犯アンドリュー・クナナンの事件などの調査にもあたった。2001年、法執行局を辞職し、南フロリダに住みながら執筆に専念

吉田利子[ヨシダトシコ]
翻訳家。東京教育大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

33
ネット社会の怖さ―特に若年層に対する―を感じました。スマホを子供に持たせるそうですがいいんでしょうかニッポン。2019/03/29

16
親として泣いちゃったけど。読み終わってツッコミ入れた人も多いだろう。「お前、何やっとったんじゃ~!」2012/12/06

しろ

5
途中から一気読みです。事件は残酷だし、犯人の正体は結構ショックだったし。最後にちょっとだけ救いがあったけど、それでは補えない程もやもやが貯まってしまった…。けどスリル満点だったので、読んで良かったかな〜(^^)2011/06/27

くろうさぎ

5
まぁ、一気読みでした。凄惨で残酷な犯罪ですが、インターネットでの他愛無い?やりとりから引きずり込まれていくのが、とっても怖いですよね・・・。身近に起こってもおかしくないところが余計に恐怖感をあおるんでしょうね・・・・。2010/12/11

CHARA

4
重厚感がスゴイ。 ネットやSNSの危険性という極めて軽く書かれそうな題材で、この重さである。 ラストもハッピーではあるが、社会的な問題を改めて提示しなおされたようでもやもやする。 また、ミステリとしても十分秀逸である。2012/09/09

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