- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 海外文学
- > villagebooks
内容説明
家族と引き離されたステラは、アリゾナにある学校でニュー・チルドレンたちと暮らしていた。厳重な監視下でも、彼ら独自のルール、文化は着実に育っていた。ステラはそこで3年前、捕らわれた先で出会った森に住む少年ウィルに再会する。一方で、原因ウイルスの解明に奔走するケイは、傍に寄り添う不思議な存在を感じていた。考古学の世界に戻ったミッチも人類進化の新たな道しるべとなりうる考古学的発見を目にする。これは何かの暗示なのか?同じ頃、初潮を迎えた新人類の女児たちがある目的のため“特別な旅行”へ連れ出される。そのなかにはステラの姿もあった―異なる種の共生、その限界と可能性を問う衝撃作。
著者等紹介
ベア,グレッグ[ベア,グレッグ][Bear,Greg]
1951年、カリフォルニア州サンディエゴ生まれ。アメリカSF界の第一人者として、精力的な活動を続けている。ネピュラ賞受賞作『ダーウィンの使者』、ネピュラ賞、ヒューゴー賞受賞作『ブラッド・ミュージック』、ネビュラ賞受賞作『火星転移』などがある
大森望[オオモリノゾミ]
1961年、高知市生まれ。京都大学文学部文学科卒。翻訳家・書評家・アンソロジスト
島本範之[シマモトノリユキ]
翻訳家。あもにコンピュータの分野で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



