- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 海外文学
- > villagebooks
内容説明
1815年のロンドン。ケインウッド侯爵は夜ごと港近くの酒場に出没しては、巷を賑せている海賊ペイガンの名を騙り、異母弟の復讐のため彼をおびきだそうとしていた。そんなある夜、燃えるような赤毛と見たこともないほどあざやかな緑の瞳をした美女が酒場に現れた。ジェイドと名乗るその女は殺人を目撃したために追われており、辱めを受けて殺されるぐらいなら、名高き義賊ペイガンの手で死にたいという。怯えている彼女を救うため、自らの正体を明かし自宅へ連れ帰ることにしたケイン。だが彼はまだ知らずにいた。ジェイドの本当の目的、そして真の姿を…。
著者等紹介
ガーウッド,ジュリー[ガーウッド,ジュリー][Garwood,Julie]
ミズーリ州カンザスシティ生まれ。1985年のデビュー以来、数々のヒストリカル・ロマンスやロマンティック・サスペンスを発表。その多くを『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラーリストに送りこみ、長年にわたり人気作家としての不動の地位を誇っている
鈴木美朋[スズキミホウ]
大分県出身。早稲田大学第一文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ち~
25
弟を海賊ペイガンに殺されたケインは、ぺイガンの名を語り誘き出そうとしていた。そこへ現れた美女ジェイド。正義感の強いケインは命を狙われていたジェイドを助けることに…前作のライアンも巻き込みつつ発展する事件も面白いけど、何と言ってもこのカップルが最高!嘘をつきまくり、周りにケインの告げ口をしまくるジェインは読むごとに可愛らしさが増していく。そんな彼女を正面からぶつかって自分のものにしていくケインもひたすらカッコいい!ネイサン、ハリー、スターンズと脇を固める人物も最高に楽しい!めちゃくちゃ面白かった!2018/01/13
豆乳くま
20
とうとうロマンス小説に手を出してしまいました。しかし、ミステリー要素多めでそんなセクシーな感じでもなく主人公とヒーロー始め、登場人物みんないいキャラで好感持て笑いも多くとても読みやすく面白かったです。ケインの執事スターンズが一番好き。シリーズみたいなので他も読みます。2019/08/17
Miyuki_fsog
15
途中までヒロインの嘘やH/H二人の口喧嘩にうんざり&イライラ(。>д<) でもイロイロと真実が明らかになると(ToT) そして、ラストではやっぱりニヤニヤさせられていました❤ 前作H/Hのライアンとクリスティーナ夫妻のラブラブぶりに 彼らの愛息・小さな戦士のダコタが愛らしくて❤ そして今作で忘れてならないのは…ヒーロー・ケインの執事・リターンズ!執事らしからぬ態度がラストまで続いて とても愉快でした(≧∇≦)それを受け入れているヒーローもイイんですけどね❤2017/07/19
だむ
8
ヒストリカルロマンス小説。これもやっぱり合わなくて飛ばし読み。残念~。2019/10/17
いっちん
8
【精霊シリーズ2】面白かった。犯人はあっけなく捕まってしまったけど…男だと思っていたのに女だったというのが意外でよかった。それにしても前作でライアンの唯一の親友はロークだったのにケインも親友だったのね(笑)2015/07/07