内容説明
ふしぎな広告で集められ、おかしなテストに合格した4人―かれらを待っていたのは危険な使命だった。
著者等紹介
スチュワート,トレントン・リー[スチュワート,トレントンリー][Stewart,Trenton Lee]
アイオワ・ライターズ・ワークショップを修了。大人向けの小説でデビューしたのち、『秘密結社ベネディクト団』を発表。E・B・ホワイト賞を受賞するなど、高く評価された。現在は妻と二人の息子とともにアーカンソーに暮らす
久米真麻子[クメサオコ]
北海道大学卒業、研究室勤務などをへて翻訳をはじめる。現在は神奈川県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばななな
8
前半はとにもかくにもワクワクの宝庫。全く先の読めない展開に、大満足。 キャラクターの個性が強い、そしてその個性ならではの言動が徹底されているのが、海外の児童文学の特徴なのではないかと思います。 相手に合わすことよりも、自分らしさを尊重する感じ、よいキャラも悪者キャラもそう。2020/08/06
ゆず
4
海外のものは、孤児が主人公になる物語が多いようですね。テストで4人それぞれの解答があり、面白かった。ミスターべネディクトもミスターカーテンも信用性出来ない。コンスタンスの役割は、やっぱりあったのね。2017/04/15
itomari2007
3
孤独な子供4⃣ 人が難しい試験を受け受かって、秘密結社ベネティクト団に入って、天才アカデミーをスパイするところがドキドキしたけど、面白かった。2016/12/29
moe
3
「特別なチャンスをきみに!求む、才能ある少年少女」という新聞広告に惹かれて試験を受ける主人公レイニー。その試験がいっぷう変わっていて、どんどん引き込まれます。その試験に合格して入ったベネディクト団も、ワクワク楽しい冒険ではなく、危険と隣り合わせのスパイ活動で大変さが伝わってきます。集まった仲間もそれぞれワケありのようで個性的。下巻が楽しみです。2011/01/12
そら@真面目にダイエット中
3
出だしはちょっと退屈で、でも段々風変わりで奇妙だけど続きが気になるようなハラハラドキドキのストーリーで、楽しめました。上下巻で上巻が「いよいよ何かがおきるか?!」という気になるところで終わるので、上下巻両方入手してから読むのがいいと思います。2010/12/16
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