ボーイ・ミーツ・ボーイ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863321816
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

「きみが好きだ、どうしようもなく好きなんだ」青春小説の革命的作品。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タカギ

22
こうだったらいいな、というきれいな世界の話(主に恋愛において。おおらか)。15歳の主人公は、園児の時に「完全なゲイ」と断じられ、それを家族も自分も受け入れている。いい家庭。ただ彼が幼児の時に「男の子は男の子とばかり遊んでいるから男の子を好きになるのが当然だと思った」という論理には一理あると思った。まあ実際、男女とも同じ性別の人のほうが話は弾むよねたぶん。主人公が元カレにキスした理由はちょっとよくわからない。仲がこじれたボーイフレンドを取り戻すためにあれこれする行動力はすごい。2024/03/28

たかなし

14
本格的なホモ読もうと思ったのでとりあえず小手調べ。普通に面白かったです。ゲイの少年が恋したり不安におもったり喧嘩したり泣いたり…って感じでもはや普通の恋愛してるのにゲイってだけでこんなにもあれなのかって感じでした。2018/10/11

Misa

12
中学図書室。選書会で見かけた時にはYAもついにここまで来たのね…と感心しました。主人公の少年がゲイであることは周知のことで、家族も友だちもふつうに受け入れており、恋もスクールライフもパーフェクトな設定。アメリカのティーンズには自然なことなのか...と驚いたのですが、読み進めていると友だちのトニーが、親にゲイであることを認めてもらえず葛藤する世界の方にリアルさを感じます。性別関係なく人を好きになることに一生懸命な主人公が爽やかで好感度も高いのですが、私としてはトニーを応援したい。なかなか新鮮な青春小説でした2012/09/16

モルテン

7
ゲイの高校生が主人公の青春小説。主人公のポールはゲイ。ゲイ、ヘテロ、バイ、ドラァグクイーンの友人たちに囲まれている。でも、描かれる話はゲイもヘテロも変わらない。多くの思春期の青年が体験するもの。友人との意見の相違、恋人ができてウキウキすること、恋人とケンカ、家族のこと、学校の行事……。とても爽やかな小説。ポールが、傷つけた恋人と仲直りするやり方がとても良かった。自分の気持ちを見せること。素敵な方法で。作者はこの小説を、夢と現実の真ん中と言う。いつかこれが現実になればいい。そう願う。2015/07/23

じょじょ

6
LGBTQのお話では新しい感じだった。これが今のアメリカのリアルなのか こうあって欲しいと言う願望かはわからないけれど 素敵な学校だと思った。理解出来なかったり 嫌悪したり 宗教的にNGだったり様々あるとは思うけれど 私自身は好きになるのに誰かの許可は必要ないと思っているし 当人同士がいいならそれが正解なんじゃないだろうか。でもポールはだらしないなとは思った。2023/02/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/253040
  • ご注意事項

最近チェックした商品