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内容説明
16世紀のハイランドの勇者ダゲウスは兄ドゥルスタンの命を救うため、妖精とのあいだでかわされた契約を破って、時空を超えた。そのため、彼の心は時空の狭間でうごめく邪悪な魂に蝕まれはじめた。いま、彼は21世紀のニューヨークで古い文献をあさり、わが身に降りかかった悲運から逃れるすべを探していた。そんな折りに偶然出会ったのが美術館で働く美しい女性クロエ。ひと目で彼女に心を奪われたダゲウスはやがて邪悪な魂を排除するため、彼女を連れてハイランドへ、そしてさらには16世紀へと飛ぶが…。傑作タイムトラベル・ロマンス。
著者等紹介
モニング,カレン・マリー[モニング,カレンマリー][Moning,Karen Marie]
1964年、オハイオ州シンシナティに生まれる。インディアナ州のパデュー大学卒
上條ひろみ[カミジョウヒロミ]
神奈川県生まれ。慶応義塾大学文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちはや
8
再読。八年前に読んだときは前半のマグナムに反応してた私ですが、今回見落としてるマグナム(笑)ま、いいか。2017/10/12
黒崎ディートリッヒ
3
16世紀スコットランドの戦士ドゥルネスタンは、兄ダゲウスと妖精の契約を破棄するため、現代へと時空を超えた。そして兄を救うため、妖精に関する古い文献を探す彼の前に現れたのは、美術館員のクロエで・・・・。 タイムトリップなヒストリカル・ロマンス。今回も情熱的なハイランダー戦士ヒーローと、現代女性ヒロインの時空を超えた恋物語。クロエの祖父は、トロイ遺跡を発見したドイツの学者シュリーマンを、読んでいて思い出しました。 妖精アダム・ブラックの活躍も楽しい。本シリーズのシェイクスピア作品っぽい所が相変わらず好きです。2014/10/19
夜の女王
3
☆ ヒーローのエロさは魅力だけど、話はものすごいご都合主義。まるで派手なCGで誤魔化した安手のホラー映画を見ている気分でいた。2010/02/22
kokorika
1
兄の命を救うため、掟を犯し13人のドラガーを身体に宿してしまっダゲウスと美術館で働く古物オタクのクロエ。2人は、現代での出会いから16世紀に、そしてまた現代へとダゲウスの己を邪悪な魂から解放する方法を探す。クロエに詳細は語らず、でも常に彼女の事を考え、大事にするダゲウスも良かったし、疑問を抱きつつも彼を信じ助けてようとするクロエも良かった。楽しく読了。2024/11/21
nayui
1
★★★☆☆