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内容説明
この人こそ、わたしが待ちつづけていた男だ―女性写真家のヴェネシアは確信した。男の名はゲイブリエル。彼は超能力を研究する組織アーケイン・ソサエティの会員で、ソサエティが収集した古い遺物の写真撮影をヴェネシアに依頼したのだ。彼女は一生結婚しないつもりでいたが、一度はすてきな男性と熱い夜を過ごしたいと思っていた。ゲイブリエルこそ、その相手。だが、やがて彼がわけあってみずからの死を偽装し、そうとは知らぬヴェネシアが悲しみに暮れつつ彼の未亡人の役を演じてしまったことから、事態は思わぬ方向へ…。華麗に描きあげた傑作ヒストリカル・ロマンス。
著者等紹介
クイック,アマンダ[クイック,アマンダ][Quick,Amanda]
カリフォルニア大学で図書館学の修士号を取得し、企業や自治体の図書館司書を勤めたのち、1970年代後半に作家に転身。これまでに100冊以上の作品を上梓し、アメリカ出版界で不動の地位を築いている。また、ジェイン・アン・クレンツ名義で、現代を舞台にしたロマンティック・サスペンス小説も多数発表している
高橋佳奈子[タカハシカナコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rokoroko
16
再読らしい。超能力を持つ人々の組織アーケイン・ソサエティの話。アマンダクイックを凄く好きだったのに、このシリーズあたりから作家買いやめたんだっけ。オーラが見える女性と超能力を持つ男性・・やはり好みじゃなかった。でも結末気になるから作者の筆力確か2019/10/25
rokoroko
12
再読。オーラが見える女性。写真家。うまく読み進まなかった2022/02/16
じょじょ
5
話自体はおもしろいんだろうけど ハーレクインが苦手な私からするとこうゆう感じは読むのが面倒くさい。残念。2021/08/02
☆ひとこぶラクダちゃん☆
3
アーケイン·ソサエティのシリーズ1作目です。このシリーズは、ヴィクトリア女王時代を舞台にしたイギリスお話の作者の名前と、現代のアメリカを舞台にしているお話で作者の名前を変えてあるので統一して出してくれると有難いです…。順番に読んでいないのでもはや何を目指しているシリーズなのかわからなくなってしまいましたが、パラノーマルが好きな方へはオススメの本です。2021/02/18
おっくん
3
アーケイン・ソサエティシリーズの歴史を遡り、ヴィクトリアン時代のご先祖達の活躍が描かれている。イギリスの貴族が出て来る話が好きなので嬉しかったです。ヒロインはこの時代の女性には珍しく、写真家として仕事を持ち家族を養っている自立している、という所もツボでした。超能力を野生化と感じて悩むヒーローも人間的で素敵。2013/08/04