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内容説明
暗号とパズル好きのコールダーと美術館と本好きのペトラはシカゴにある同じ学校のクラスメイト。ある日、学校で出された宿題から偶然にもフェルメールを知ったふたりは、調べれば調べるほど謎につつまれている画家に夢中になっていった。それからしばらくしたある日、シカゴへ輸送中のフェルメールの名画が盗難にあってしまう。新聞の一面広告には犯人からの挑戦状が掲載され、やがて事件は世界中を巻き込む大騒動に!コールダーとペトラは犯人と盗まれた絵画のありかを探し出そうと謎解きを開始するが…。子どもから大人まで楽しめる話題の解読ミステリー。
著者等紹介
バリエット,ブルー[バリエット,ブルー][Balliett,Blue]
ニューヨーク生まれ。ブラウン大学で美術史を学んだあと、シカゴ大学付属学校で教師をしたのち作家に。デビュー作の『フェルメールの暗号』で、2005年のエドガー賞(児童書部門)を受賞した。現在は、夫と家族とともにシカゴ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rokoroko
18
フェルメール好き。絵画展のたびに見に行っているし、昔レプリカを一同に集めた展覧会も見に行った。だから題名にひかれて読了・・ファンタジーの要素があって読みにくいしあの絵が盗まれたという設定も胸がつぶれてしまう。児童文学としては良いかもしれないけどフェルメールを知る児童ってどのくらいいるのかな2020/09/16
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
自分記録用 『あなたもブックトーク 第7章 わたしの特選ブックトーク テーマ 絵からはじまる物語』絵画への興味。『ヘリオさんとふしぎななべ』→『ニコルの塔』→『絵のあるまちバルセロナ』→『世界遺産6 ラテンアメリカ』→『NHK探検ロマン世界遺産 ナスカの地上絵と謎の巨大建設』→『フェルメールの暗号』→『シェイプ・ゲーム』→『星の神話・伝説図鑑』→『えをかく』2020/04/08
栗 餡子
9
YA向け暗号ミステリーですが、大人が読んでも楽しめる一冊です。2015/10/08
ネコタ
8
フェルメールの絵が盗まれたことを題材にしたミステリー。絵を探して少年少女が謎を解いていく。ペントミノを使った謎解きは面白かった。文庫本を読んだが単行本には暗号が隠されている挿絵があるらしいので気になる。2015/06/27
むつぞー
5
児童向けの作品で暗号とかもあって面白いけど、物足りなさもあります。謎ときが論理的とは言い難く、偶発的な出来事で謎を解かれてるのがとても残念。「ダヴィンチ・コード」のフェルメール版を期待したのが間違いだったかも。2009/05/16