内容説明
続々と届く謎めいたメッセージが指し示す聖書の一節には、人類を破滅にもたらすほどの秘密が隠されていることがわかる。やがて明らかになる、謎の組織が企む想像を絶する陰謀…。ウィルに、そして全世界の人々に与えられた残り時間はあとわずか!世界の破滅は近づいている!“正しき人々”が一人、また一人と葬られてゆく―、人類に残された時間は、あと24時間。過去の叡智が問いかける、知性派サスペンス。
著者等紹介
ボーン,サム[ボーン,サム][Bourne,Sam]
1967年生まれ。イギリスの著名なジャーナリストでありキャスターである、ジョナサン・フリードランドのペンネーム。オクスフォード大学卒業後、記者となる。『ガーディアン』紙などにコラムを寄稿しているほか、BBCでテレビ・キャスターもつとめる。『アトラスの使徒』は厳格なユダヤ正教徒の家庭に育ち、『ガーディアン』のワシントン特派員として4年間アメリカで過ごしたことなどを背景に生まれた。ジョナサン・フリードランド名義ではサマセット・モーム賞ノンフィクション部門を獲得した「Bring Home the Revolution」など2作が発表されているが、サム・ボーン名義ではこれが処女作であり、世界30カ国で出版されたほか、イギリスで60万部を超える大ベストセラーとなった
加賀山卓朗[カガヤマタクロウ]
1962年生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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siva
9
さらわれた妻を捜すストーリー。聖書にからんだ謎解きとユダヤ教の世界観、キリスト教との絡みなどなど、序盤はなかなかの面白さだったけれども後半失速。サスペンスを期待すると期待はずれな結果に。2015/09/29
夜キチ
0
影の協力者のアイデアは悪くなかった。2013/04/10
saimoon
0
36人中35人が現在進行形で善行を行っている人なのに、そこだけいきなりファンタジー。分量がそんなにないので1冊にまとめてもよかったような。内容はなかなか面白かった。やっぱきちんと魅力あるキャラが必要だなぁ。2010/06/26
ymg
0
ユダヤ教に根付く世界を支える36人伝説。そして妻の誘拐との関係は?途中で黒幕が若干わかっちゃたけど、最後まで一気読み。2009/07/16
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