内容説明
それぞれの土地は、それぞれに歴史という「記憶」をもつ。その「記憶」を今に伝えるのが「地名」である。日本の地名は、どのような歴史的出来事とつながりがあるのか?『古事類苑』や『大言海』の編纂にも携わった有職故実研究家・考証家、関根正直による地名研究の名著を現代表記で読みやすく再編集するとともに、平成二十八年現在の最新地名を付加した増補版。日本の地名にまつわる歴史を学べる一冊。レファレンスに最適!
著者等紹介
関根正直[セキネマサナオ]
国文学者。東京帝国大学卒業後、華族女学校助教、学習院教授、女子高等師範学校教授を経て、宮内庁御用掛として宮内庁の百科事典『古事類苑』の編纂にあたる。また、『大言海』の完成にも尽力。早くから故実・考証に努め、『装束甲胄図解』『宮殿調度図解』『公事根源釈義』などを著した。文学博士。帝国学士院会員。(1860‐1932)
伊東裕起[イトウユウキ]
昭和58年生まれ。東海大学、熊本学園大学などで非常勤講師を務める。2011年、熊本大学にて博士(文学)取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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