感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
どんぐり
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「宅老所よりあい」代表の村瀬孝生と「超高齢社会研究所」代表の安立清史による往復エッセイ。〈ことば〉〈こころ〉〈ドラマツルギー〉〈アメイジング〉〈いのち〉の5章は、村瀬の母親の介護経験を起点に、介護する側と介護される側の関係に潜む問題へと深く分け入る。ケアの目的達成のためだけに放たれる言葉は、相手を「介護される側」に固定し、双方に“思い通りにしたい”という拘束の力を生じさせる。その核心に据えられるのが「どうしたら心を手放すことができるのか」という問いである。ここでいう心とは、感情と言い換えてもよい。→2026/01/13




