内容説明
鎌倉期から明治初期(西南戦争)まで、700年の歴史の舞台裏には強く賢く温かな女性たちがいた。時代を縦横に往来しながら、ひとつの藩がどのような苦難を乗り越えながら700年もの歳月を存続できたのか。女性たちの視点で史実をとらえた“39”の物語!!
目次
第一章 事件渦中の女たち
第二章 女たちの教養
第三章 相続問題に揺れる女たち
第四章 相続権を持つ鎌倉時代の女たち
第五章 江戸時代庶民の女たち
第六章 神仏に祀られた女たち
第七章 夫を支える内助の功の女たち
第八章 相良清兵衛にまつわる女たち
第九章 伝承行事を支える女たち
著者等紹介
井上道代[イノウエミチヨ]
1948年、熊本県人吉市五日町生まれ。1993年より人吉市文化財保護委員、現在委員長。人吉市教育委員会の委託により人吉球磨歴史資料調査目録作成に従事。願成寺・相良神社・青井神社・聖泉院他個人所有文書など多数。球磨絵図活字化。諸家家譜作成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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