内容説明
福岡ユネスコ・トークライブ「私はなぜ懲りることなく映画を創っているのだろうか」映画表現の「根源力」に向きあう!長編『狂い咲きサンダーロード』、『逆噴射家族』、『水の中の八月』、最新作『箱男』の監督が語り尽くす…
目次
1 映画は心の奥と対話する表現(映画と内的対話;映画はなぜ必要だったのか;映画創成期 ほか)
2 心を揺るがす映画表現の進化(映画=動き=変化=無常;編集の発見と進化;グリフィス ほか)
3 無意識下のエネルギーとの対話(内的対話と人間の無意識の奥;狂おしい無意識のエネルギーとの内的対話;トランスパーソナルセルフ、空、イデア、量子力学)
4 表現活動における「対話」の重要性(現代の創作における内的対話が直面する問題)
著者等紹介
石井岳龍[イシイガクリュウ]
旧名、石井聰亙(そうご)。1957年福岡市生まれ。映画監督。1976年、日本大学芸術学部入学直後に8mm映画デビュー作『高校大パニック』が注目を浴び、長編『狂い咲きサンダーロード』(1980)により日本インディーズ界の旗手と目されるようになる。その後ディレクターズ・カンパニーの設立に参加し、商業映画としては初の単独監督作『逆噴射家族』(1984)によりイタリアの第八回サルソ映画祭でグランプリを受賞して海外でも高い評価を受ける。2006年から2023年まで神戸芸術工科大学教授を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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