内容説明
人は「今」だけを生きているわけではない。自分は、過去とどうつながっているのか。そして、生きている尊さが周囲との関係の深さにあることを知ってほしい。伝えることばがここにある。
目次
1 グランパより萌那へ(一人のやさしい人の存在;人と違う自分;いくつになっても友だちは出来る ほか)
2 私の少年時代(阿蘇への引っ越し;市原での日々;川の思い出 ほか)
3 高校生の萌那へすすめる本(渡辺京二著『逝きし世の面影』;カズオ・イシグロ著『日の名残り』;アンナ・マグダレーナ・バッハ著『バッハの思い出』 ほか)
著者等紹介
武田博幸[タケダヒロユキ]
1952年熊本県生まれ。九州大学大学院文学研究科(ギリシア哲学専攻)修士課程修了。博士課程退学。二十九歳から六十五歳まで河合塾国語科講師を務める。大学受験生向け古文参考書を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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