出版社内容情報
●内容紹介(版元ドットコムより)
すべての鳥の中で最も人間に身近でくらすスズメ。知れば知るほど魅力的なスズメの生態を、食、子育て、天敵と安全対策、進化と分布、民俗学的にみた人との共生の歴史など、人間とのかかわりの視点から克明に記録した観察録。多様なくらしぶりは人間社会と密接にかかわるだけに、環境の変化の是非を問う際のひとつの大きな指標となっていることを伝える。また、昨今の個体数減少の兆候が、人類の急激な衣食住環境の変化に起因するのではないかと警鐘を鳴らしている。
●目次(版元ドットコムより)
Ⅰ スズメの生活 食う/育てる/食われる/群れる
Ⅱ スズメの仲間 進化と分布/農耕による生態の変化/イエスズメの世界制覇
Ⅲ 人はスズメをどう認識し、どう接してきたか 呼び名について/スズメは有害鳥か/スズメは鳥!?
●版元からひとこと(版元ドットコムより)
スズメは稲穂を食害する一方で害虫も食べてくれる。人間に寄りそうように生きてきたスズメたちの魅力あふれる生態をあらゆる場所で観察してきたフィールドノートの集大成が本書である。
内容説明
知れば知るほど魅力的なスズメをあらゆる角度から観察。日本人のスズメ観を通してよりよい共生の道を模索する。
目次
1 スズメの生活(食う;育てる;食われる;群れる)
2 スズメの仲間(進化と分布;農耕による生態の変化;イエスズメの世界制覇)
3 人はスズメをどう認識し、どう接してきたか(呼び名について;スズメは有害鳥か?;スズメは瑞鳥!?)
著者等紹介
大田眞也[オオタシンヤ]
1941年、熊本市生まれ。長年にわたりさまざまな野鳥の生態観察と文化誌研究を続けている。日本鳥類保護連盟専門委員、日本自然保護協会の自然観察指導員、日本鳥学会会員、日本野鳥の会会員。著書に『スズメ百態面白帳』(葦書房、第二十二回熊日出版文化賞受賞)、『ツバメのくらし百科』ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アッキ@道央民
内島菫
mimm
かー
tall_hemlock