スズメはなぜ人里が好きなのか

個数:
  • ポイントキャンペーン

スズメはなぜ人里が好きなのか

  • 大田 眞也【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 弦書房(2010/10発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 38pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月28日 02時40分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863290488
  • NDC分類 488.99
  • Cコード C0045

出版社内容情報

●内容紹介(版元ドットコムより)
すべての鳥の中で最も人間に身近でくらすスズメ。知れば知るほど魅力的なスズメの生態を、食、子育て、天敵と安全対策、進化と分布、民俗学的にみた人との共生の歴史など、人間とのかかわりの視点から克明に記録した観察録。多様なくらしぶりは人間社会と密接にかかわるだけに、環境の変化の是非を問う際のひとつの大きな指標となっていることを伝える。また、昨今の個体数減少の兆候が、人類の急激な衣食住環境の変化に起因するのではないかと警鐘を鳴らしている。

●目次(版元ドットコムより)
Ⅰ スズメの生活 食う/育てる/食われる/群れる
Ⅱ スズメの仲間 進化と分布/農耕による生態の変化/イエスズメの世界制覇
Ⅲ 人はスズメをどう認識し、どう接してきたか 呼び名について/スズメは有害鳥か/スズメは鳥!?


●版元からひとこと(版元ドットコムより)
スズメは稲穂を食害する一方で害虫も食べてくれる。人間に寄りそうように生きてきたスズメたちの魅力あふれる生態をあらゆる場所で観察してきたフィールドノートの集大成が本書である。

内容説明

知れば知るほど魅力的なスズメをあらゆる角度から観察。日本人のスズメ観を通してよりよい共生の道を模索する。

目次

1 スズメの生活(食う;育てる;食われる;群れる)
2 スズメの仲間(進化と分布;農耕による生態の変化;イエスズメの世界制覇)
3 人はスズメをどう認識し、どう接してきたか(呼び名について;スズメは有害鳥か?;スズメは瑞鳥!?)

著者等紹介

大田眞也[オオタシンヤ]
1941年、熊本市生まれ。長年にわたりさまざまな野鳥の生態観察と文化誌研究を続けている。日本鳥類保護連盟専門委員、日本自然保護協会の自然観察指導員、日本鳥学会会員、日本野鳥の会会員。著書に『スズメ百態面白帳』(葦書房、第二十二回熊日出版文化賞受賞)、『ツバメのくらし百科』ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アッキ@道央民

40
スズメのルーツから生態や人間との関係など、カラス同様に私たち人間にとっての最も身近な野鳥について書かれています。地球上で恐らく一番怖い存在であろう人間の生活圏を利用して生きる選択をしたスズメ、確かに賢い選択なのかもしれない。遥か昔から人間と共に暮らし、その一方で農業害鳥として駆除の対象になってしまう事もあるなんて人間って本当身勝手だよなとも感じる。この本読むと、スズメへの興味もまた増すかもしれない。じっくり観察してみるとけっこうめんこいんダヨ♪2020/09/09

内島菫

13
著者の観察や見聞を中心に、雀の育雛や集団就塒、天敵による災禍の顛末、白雀や黒雀の生態等、様々な雀の姿を知ることができる。台風のとき、雀はどうやって難を逃れているのだろうと気になっていたが、本書には数千羽が犠牲になった例も上げられており何とあっけないと思ったものの、自然の前では雀も人間もさほど変わらない小さな存在に過ぎないだろう。雌雄で姿がほとんど変わらない雀は、雌が新天地を求めて遠くへ移動する傾向があったり、番い相手を共有する雌の卵を割ったりと結構強気。かと思うと、他種の鳥(ツバメ)の雛も育てたり、2023/07/13

mimm

3
丸ごと1冊スズメに関しての本。生態からルーツ、種類や人との共存等々。一番身近で親しみ深くありながら、食害鳥として駆除のターゲットにもされてしまう。害虫駆除もしているのに。いなくなったら稲の食害以上の被害が出ると警鐘も鳴らしています。ただでさえ減りつつある雀。大好きな雀が身近から消えてしまわないよう、何かできないか一考中。これがなかなか難しい。2017/12/03

かー

2
写真もいいし、内容もわかりやすくて面白かった。著者の語尾は基本ですます調なのに、時々「~という。」となっているところは文章のリズムが崩れてよくなかったけど、それ以外はおすすめ。2011/02/23

tall_hemlock

1
今回読んだスズメの本三冊の中でもっとも事例豊富で詳しい(古めには感じるけど)(そして熊本なので心配が募るけど…)。スズメの生態についてよくわかった。2016/06/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1200400
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。