内容説明
177の書物の森に広がる歴史の小路へ。学問、人間、文化の深淵を三点(日本・西洋・非西洋)の複眼で思索する愉しみに満ちた随想集。
目次
1 書物と私(読み直して面白い本;『家なき子』;『怪人二十面相』 ほか)
2 東大駒場学派―一コンパラティストの回想(河合栄治郎;『レ・ミゼラブル』;シュトルム『インメンゼー』 ほか)
3 日本語空間の外へ―文化の三点測量(故国;サービス;適応政策 ほか)
著者等紹介
平川祐弘[ヒラカワスケヒロ]
1931年7月東京生。1953年東京大学教養学科卒。東京大学教授(比較文学比較文化)をへて福岡女学院大学教授・大手前大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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