目次
メキシコの農村教育をめぐる国家と教師と共同体
第1部 メキシコにおける「混血化」の思想(ホセ・バスコンセロスの「混血」思想の形成過程;マヌエル・ガミオの人類学研究と「混血」;モイセス・サエンスの「インディオ」統合のための実験)
第2部 「農村教育」のはじまりとその役割(公教育省の再建と教育の「連邦化」;農村地域独自の教育と「農村教師」の養成;社会改良運動としての「農村教育」)
第3部 学校をめぐる国家と住民の関係史(農村教師となるまで;農村教師の戦略;村の学校)
メキシコにおける教育社会史研究に向けて
補論 統合主義から多文化主義へ―成長する農村教師
著者等紹介
青木利夫[アオキトシオ]
1964年埼玉県生まれ。1990年東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業。1998年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、広島大学大学院総合科学研究科准教授、博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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