出版社内容情報
入門期の言語発達を、コミュニケーションの形成と説明的文章の学習指導における論理的思考力の発達、および書くことの指導原理に渡って、主に社会的アプローチから明らかに。
目次
第1部 入門期の学習指導に関する先行実践の検討(土田茂範の入門期指導;小西健二郎、三上敏夫の入門期指導;先行実践の考察のまとめ)
第2部 入門期の学習指導に関する臨床的研究(保幼小を見通したコミュニケーション能力の育成;コミュニケーション能力の形成―橋本学級の参与観察から)
第3部 論理的思考力の発達―説明的文章の読みの授業を通して(入門期の説明的文章の授業の現状と課題;「“対話”による構成活動」による「世界・論理を捉える技能」の形成;「じどう車くらべ」授業とその考察;「どうぶつの赤ちゃん」の授業とその考察)
第4部 書くことの指導原理―「一次的ことば」から「二次的ことば」への移行(濱本竜一郎実践―「間接的対話」を通して「書くこと」へ;橋本須美子実践―異学年交流「6年生にありがとうの手紙を書こう!」;共通する学習指導の原理)
著者等紹介
河野順子[カワノジュンコ]
1993年兵庫教育大学大学院学校教育研究科修士課程修了。2003年兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)修了。北九州市の公立小学校教諭、広島大学附属小学校文部教官を経て、熊本大学教育学部准教授。博士(学校教育学)。所属学会:全国大学国語教育学会(理事)、日本国語教育学会(理事)、読書学会、日本教育方法学会、日本教科教育学会他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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