出版社内容情報
人生のありとあらゆるリスクを回避して生きてきたサラリーマン・熊田。
家に出た巨大な熊に対し、恐怖……きわめて強い生命の危機を感じていた熊田だったが、人間というのは恐ろしいものである。
甲斐甲斐しく熊田の身の回りの世話をする巨大熊のリスキーとの奇妙な共同生活に、すっかり慣れ始めていた。
ある日、熊田が家に帰ると、リスキーがいない。
突然の開放に大喜びしつつも、これまでリスキーにしてきた塩対応を反省し、
リスキーが帰ってきたときに喜んでもらえるよう食事や寝床の準備をするが……
熊に詳しい近所のコンビニ店員・ナターシャによれば、それは【冬眠前の凶暴なクマ】を助けるようなものだそうで……!?
【目次】