目次
大村はま「国語教室」の創造性―波多野完治博士からの書簡をてがかりに
二一世紀の国語教育への提言―「優劣のかなた」をめざした単元
「大村はま文庫」を活用するために―「学習の記録」にどう学ぶかを中心に
国語科教師論
新聞による学習の創造
大村はま国語教室におけるメディアリテラシー教育―紅葉川中学校における「新聞学習」を中心に
NIEの先駆者大村はま―単元「新聞」による「自己学習力」の育成
対話力の育成―優劣を意識させない授業
個に応じみずから学ぶ意欲に培う教育を求めて
これからの単元学習のために
国語科教育の現状と課題―大村はま「国語教室」に学んできたこと
ことばを育て、人を育てる
自己学習力の育成のために
テストで測れない力の育成を
大村はま先生と鳴門
著者等紹介
橋本暢夫[ハシモトノブオ]
1931(昭和6)年大阪市生まれ。1954年広島大学教育学部卒業。和歌山県立桐蔭高等学校、広島県下の高等学校に勤務。1969年広島県教育委員会指導課指導主事、高等学校教育係係長・指導課課長補佐。1970~1980年広島県立広島女子大学講師を兼務。1980年広島県立高等学校教頭から、大分大学に転じ、助教授・教授。1989(平成元)年~1997年鳴門教育大学教授評議員付属図書館長を勤め「大村はま文庫」を創設した。1997~2003年徳島文理大学教授。博士(教育学)。1990年大村はま賞受賞。1996~2004年徳島県NIE推進協議会会長。専攻は国語教育学。国語教育史研究(国語教材史、国語教育実践史・大村はま「国語教室」の研究)。国語科教育実践理論の研究などを専門としている。教育の国際化を志向して、日本語教育分野の実践研究にも携わり、1987~1988年、中華人民共和国天津・南開大学招聘教授。(以後1998年・2004年にも)。広州・華南師範大学招聘教授(2004年・2008年)。成都・四川大学招聘教授(2005年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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