目次
第1章 あなたの知らないジョブ型の世界(職務給は転職を容易にする;米欧は階級社会、日本は共生社会 ほか)
第2章 こんなに違う雇用実態(職務等級制度の世界;アメリカの社員教育;欧州の社員教育;レイオフと解雇の違い;日本は解雇が難しい国か)
第3章 こんなにある賃金格差(草食系の日本人と肉食系の米欧人;賃金格差は歴然)
第4章 ジョブ型雇用と階層社会(階層社会アメリカ;階層分化が明確ではない日本;職能等級制度の世界)
第5章 入口から違うジョブ型雇用(アメリカの就職活動は千差万別;「新卒」「総合職」はない ほか)
おわりに グローバル経済で生き残るために
著者等紹介
仲俊二郎[ナカシュンジロウ]
1941年生まれ。大阪市立大学経済学部(現大阪公立大学)卒業後、川崎重工へ入社。営業のプロジェクトマネジャーとしてプラント輸出に従事。その一つに20世紀最後のビッグプロジェクトであるドーバー海峡トンネルを受注し、成功させる。後年、米国系化学会社ハーキュリーズジャパンへ転職。ジャパン代表取締役社長兼人事部長となり、米国で3カ月アメリカ人事の訓練を受ける。日米合弁会社4社の取締役を兼務。ハーキュリーズ退社後、星光PMC監査役を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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ジョブ型の世界: 職務給ー転職容易 米欧=階級社会 日本=共生社会 職務給ー解雇可能 100%米欧にならう必要なし 日米欧の雇用実態 職務等級制度 異動・本人の同意必要 ジョブ型雇用の賃金格差: 草食系の日本人・共同体社会・ゲマインシャフト 肉食系の欧米人・利益社会・ゲゼルシャフト 個人主義・階級意識→働き方に反映 ジョブ型雇用と階層社会: 階層社会アメリカ 職能等級制度ー総人件費↑ 入口が違うジョブ型雇用: 重要な大学名と最終学歴 インターンシップ必須 スカラーシップ取得 学歴以外で判断する日本企業2024/12/16
Go Extreme
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ジョブ型という変革 職務記述書の重要性 年功序列型の賃金体系の重荷 メンバーシップ型雇用との違い スキルと経験重視 グローバル競争を勝ち抜く 日本人の意識改革が不可欠 ハイブリッド型の雇用システム キャリアの壁 個人の職務が明確 年功序列賃金と終身雇用の限界 総人件費の高騰に苦しむ 日本型の職務給へ移行 三位一体の労働市場改革 社会的大変革 雇用システムの再構築 同一労働同一賃金の原則 生産性の向上 骨太の方針2023 従業員の理解と協力 自身のスキルや市場価値を高める 即戦力となる人材 成果主義的な評価2025/04/11