内容説明
すべての神学的課題は終末論へと流れ込む。終末論においてその神学の本質が姿を現す。改革派神学は神中心的包括的終末論を問うのである。
目次
序論(名称について;終末論の取り扱う内容 ほか)
1 聖書における救いの歴史と終末論(創造と終末;堕落後における終末的救いの約束 ほか)
2 歴史における終末論(教理史における終末論の未成熟;20世紀における終末論 ほか)
3 個人的終末論(肉体的死;信者にとっての死の意味 ほか)
4 一般的終末論(時のしるし;千年王国をめぐる諸見解 ほか)
著者等紹介
牧田吉和[マキタヨシカズ]
1944年岐阜県に生まれる。国立名古屋工業大学、神戸改革派神学校卒業。1970‐76年日本キリスト改革派東仙台教会牧師。1976‐79年ドイツ・ヴッパータル神学大学およびボン大学神学部に留学。1979‐81年オランダ・カンペン改革派神学大学に留学。同大学院卒業。1981‐87年名古屋教会牧師の傍ら1981年より神戸改革派神学校で教育にあたる。1987年より同校専任教授。1987年神戸改革派神学校校長。2007年同校校長及び組織神学教授退職。2007‐17年日本キリスト改革派山田教会牧師。2017年より日本キリスト改革派宿毛教会牧師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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