内容説明
東京・清澄白河で空間と状況のデザインをメインに活動するデザインユニット「gift_」が、新潟・十日町市松代で営む宿屋カフェ「山ノ家」を通して生活/考察してきた「ダブルローカル」、複数の視点・なりわい・場をもつこと。2015年(越後妻有・奴奈川キャンパスGAKUSYOKU)、2018年(清澄白河・gift_lab GARAGE)と二ヶ所で、7組のユニークなアプローチで活動を続けるトークゲストたちとの対話を記録した素晴らしき言葉たちと、gift_後藤寿和と池田史子の約10年にわたる取り組みを出版化。
目次
プロローグ
コラム|「カフェ」という場をつくる意味
菊地徹さん(「栞日」店主)との対話
伊藤洋志さん(仕事づくりレーベル「ナリワイ」代表)との対話
山倉あゆみさん(シンクボード株式会社代表)との対話
鈴木善雄さん(TAKIBI BAKERY/株式会社CIRCUS代表/CASICAディレクター)との対話
コラム|開かれた密室「小屋バー」と、講義でもトークショーでもない対話の時間「小屋ローグ」
松村豪太さん(ISHINOMAKI2.0代表理事)との対話
荒井優さん(東日本大震災復興支援財団専務理事/札幌新陽高等学校校長)との対話
コラム|treasured trash=タカラモノニナッタゴミ 視点の変換/価値の転換
馬場正尊さん(建築家/OpenA代表/東京R不動産ディレクター/東北芸術工科大学教授)との対話
エピローグ
「雪融け待つ松代」
著者等紹介
後藤寿和[ゴトウトシカズ]
デザインユニット「gift_」の空間デザイナー。商業空間、オフィス空間、個人邸など幅広く空間や家具などのデザイン監修、設計を手がけると同時に、デザインイベントの空間構成・環境演出なども多面的に携わる
池田史子[イケダフミコ]
デザインユニット「gift_」のクリエイティブディレクター。展覧会やイベントの企画制作、空間デザインのコンセプト立案やスタイリング等を手がける。デザインだけでなくアートの領域からもボーダーレスなキュレーションを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。