内容説明
この本は、私たちが思い描いた、少子化のない、2030年の日本。そして、その日本をつくるためのヒントやアイデアです。これからの未来に向けて、できることは何だろう。少子化問題を考える人が、最初に手にとる本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジョナ
5
少子化問題を抱えた日本が、2030年にこどもを安心して育てられる社会になるための、ヒントとアイデア。前半では絵本形式で理想が語られ、後半では、現状分析をもとに具体案が提示されている。2014年から実施されているデンマークの旅行会社の婚活イベントや、フィンランドのネウボラ保健師制度がユニークだった。こどもを安心して育てられる社会になりますように。まずは知ること。そして、変わること。2015/11/30
やつぽん
4
電通コピーライターの並河さんと、SIX大八木さんが監修、1more baby応援団の思い描く未来をクリエイティブに表現した絵本。イキイキした赤ちゃんのイラスト。軽やかに、でも確実に、少子化ってどういうことかを伝えることば。数値が出ていて、その深刻さにハッとさせられた。本当に、こんな国になったらいいのに。子どもが歓迎される飲食店や施設が、もっともっと増えたらいい。子育てに冷たい国の未来が明るいわけがない。2015/05/30
WITHWIND
2
統計データ、有名人コラム、事例がシンプルに提供されていて、ちょうどいいボリューム。良書です。子育てしていく上で色んな事を考える材料になりそう。それにしても、示している統計データは割と絶望的に見えてしまうし、それに対する方法論は「うーん?」と悩んでしまう内容。局所的には適用可能だろうけど、全国レベルに比率をあげられるかは悩ましいところ。それだけ日本という国が【偏ってしまっている】ように思えて仕方が無い。2015/06/30
しゅんぺい(笑)
1
これ、木楽舎なんや。意外。データがちゃんとまとまっていて、しかもめっちゃすぐに読めるから、問題意識を掘り起こされるにはじゅうぶん。2015/08/20
sazen
1
★★赤ちゃん専用のサービスがある電車やホテルがあるなんて知らなかった。妊娠したら、親子向けのサービスをしている企業と内容をリストアップした冊子を配ってくれたら、良いのに。この本は、装丁もかわいいし読み応えのある部分もある。でも曖昧な理想論も多く、「もう一人」とは思えず。私はもう産んだんだから、まだ産んでない人が産めば?って感じ。2015/09/17
-
- 和書
- エイズで死んだ父へ