内容説明
ティーガー重戦車、空母エンタープライズ、零式艦上戦闘機…第二次大戦で陸海空の戦場を制した“主役”たちのドラマティックな戦いぶりは、今なお伝説として語り継がれている。だが現実の戦場では、数多くの“脇役”兵器たちが奔走し、性能の良し悪しにかかわらず、懸命にそれぞれの任務を果たすことで勝利に貢献していた。『ミリタリー・クラシックス』誌の人気連載「歴史的兵器小解説」の総集編、その第二集となる本書では、第二次大戦から冷戦初期に登場した愛すべき“脇役”兵器たちにスポットを当て、開発の背景や技術的特徴、戦歴等を一挙紹介する。単行本化にあたって書き下ろし記事も多数収録。
目次
第1章 陸上兵器(一〇〇式機関短銃;九五式小型乗用車(くろがね四起)
特四式内火艇カツ ほか)
第2章 艦艇(空母「鳳翔」;橋立型砲艦;水上機母艦「日進」 ほか)
第3章 航空機(艦上偵察機「彩雲」;ブローム・ウント・フォスBv222;ドルニエDo217 ほか)
著者等紹介
有馬桓次郎[アリマカンジロウ]
ライター、プランナー。軍事史を中心に自動車、旅行、アキバ文化など幅広い分野で記事を執筆。また、全日本ラリー選手権に参戦しているプロチーム「メロンブックスラリーチャレンジ」の監督としても指揮を執る
印度洋一郎[インドヨウイチロウ]
戦争映画DVDの解説、字幕監修なども行うライター
太田晶[オオタアキラ]
1975年9月21日生まれ
山下次郎[ヤマシタジロウ]
1938年、満州国で生まれる。太平洋戦争末期、ソ連軍の侵攻を逃れてリバティー輸送船で家族ともども本土へ引き揚げる。古書店経営を引退してからは、戦争や兵器に関する研究に没頭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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