内容説明
労働基準法が施行されて、既に半世紀以上が過ぎ、我が国の経済環境は激変する一方で労働法は驚くほどその当時の姿のままである。こうした時代背景と法律のズレが、いま様々な「ひずみ」を生じさせ、労働者や企業を知らず知らず蝕んでいる。労働法を守らない企業は常にブラック企業なのか?景気が回復しても給料が上がらないのはなぜか?日本の労働市場が抱えている構造的問題を解明する。
目次
第1章 なぜ景気が回復しても給料は上がらないのか
第2章 なぜ仕事をしない人がクビにならないのか
第3章 仕事はあるのに人は足らない―企業も従業員も不幸にする過重労働
第4章 その残業、本当に必要なんですか?
第5章 誰も幸せにならない合同労組―自分さえよければ…という発想から自由になろう
第6章 「うつ」は会社のせいなのか?
第7章 労働法の「ひずみ」を解消する7つの処方箋―労働法改革への道
著者等紹介
倉重公太朗[クラシゲコウタロウ]
安西法律事務所所属。第一東京弁護士会労働法制委員会外国法部会副部会長。慶応義塾大学経済学部卒。使用者側の労働紛争や人事労務セミナーなどを専門とする
近衞大[コノエダイ]
森田・高橋法律事務所所属。第一東京弁護士会労働法制委員会均等法部会・労使関係部会副部会長。早稲田大学法学部卒。労働事件(使用者側)を専門とする
内田靖人[ウチダヤスヒト]
虎ノ門南法律事務所所属。第一東京弁護士会労働法制委員会基礎研究部会副部会長。東京大学法学部卒。労働事件(使用者側)、倒産・事業再生、不動産取引などを専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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