内容説明
部下のやる気を引き出すはずのコーチングを実践しているつもりなのに、なぜ部下がついてこないのか―?教育・指導の「やり方」にとらわれていると、そこには、自分の価値観の押しつけに陥ってしまう危険が潜む。コントロールしようとする上司の意図を、部下は見抜いているのだ。本書は、数多くの実例を挙げながら、コーチングの理論と実践の間に存在する「うまくいかない理由」を考察し、信頼と共感を前提とした上司の「在り方」に焦点を当てる。
目次
第1章 なぜコーチングが通用しないのか
第2章 部下がついてこない上司
第3章 「在り方」を磨く3つの方法
第4章 部下をやる気にさせるポイント
第5章 上司に求められる5つの姿勢
第6章 自分の「在り方」を変えると部下が変わる
著者等紹介
鈴木佳文[スズキヨシフミ]
中小企業診断士、産業カウンセラー、1級販売士。1968年鳥取県米子市生まれ。日本大学生産工学部卒業後、中堅化学メーカーで企画・営業・システム管理・新規事業開発等に従事。退職後、コンサルタント事務所にて手弁当で見習い。中小企業の経営指導・創業支援などの経験を積む。2005年に独立し、鈴木経営支援研究所を設立。自らの経験を踏まえ、コミュニケーションを中心テーマに活動している。現在は、コミュニケーションツールとしての事業計画書作成支援と実行支援、商店街支援、企業研修講師、執筆など幅広く活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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