内容説明
年間8,000件近く寄せられるメール相談から見た働く人のメンタルヘルス対策。
目次
1章 メール相談事業とは
2章 事例(自殺に関する事例;ストレスマネジメントを勧めた事例;うつ病に関する事例;職場復帰(復職)に関する事例
海外からの相談に関する事例
震災・被災・避難関連の事例
その他の事例)
3章 相談先一覧など
著者等紹介
山本晴義[ヤマモトハルヨシ]
(独)労働者健康福祉機構横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長。1948年東京生まれ。72年東北大学医学部卒。医学博士。91年横浜労災病院心療内科部長、2001年より現職。神奈川産業保健推進センター相談員。文京学院大学・神奈川県立保健福祉大学非常勤講師を兼任。日本医師会認定産業医、日本産業ストレス学会理事、日本産業精神保健学会評議員、日本精神神経学会認定専門医、日本内科学会認定医、日本心療内科学会専門医、シニア産業カウンセラー、厚生労働省ポータルサイト「こころの耳」委員として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くたびれ役人
3
4月に転勤し、すさまじい仕事量にめげそうなので購入してしまいました。著者は勤務される病院で11年間メール相談に1人で対応されていて、年間8000件来るメール全てに24時間以内の返信を実行されているとのこと。ものすごく大変なことをされていると言葉を失いましたが、具体例を読んでみると相談は類型化でき、ある程度同じようなアプローチ、返答ができることがわかりました。私のように精神的に辛い方にも、管理職等部下の相談に応じる方にも参考になる本だと思いました。相談先一覧はきつくなったときのお守りとして活用できます。2014/05/17