内容説明
幕末の若者の志に多大な影響を与えた頼山陽の『日本外史』。それから200年の時を経て、ふたたび変動・変革の時代が訪れています。本書では、あらためて「日本国」「日本人」をみつめなおし、現代社会に「生きづらさ」を感じる人々とともに、日本の行く末を考えます。
目次
序章 国家・国民・民族としての「日本」を考える
第1章 「日本」以前
第2章 「日本」の誕生と分裂・流動化
第3章 「日本国/日本人」の再結集と国民国家の構築
第4章 敗戦と日本国憲法にみる「日本国/日本国民」の再構築
第5章 ポスト戦後の「日本国/日本国民」
第6章 未来へ
著者等紹介
浅野慎一[アサノシンイチ]
1956年、神戸市出身。博士(教育学・北海道大学)。摂南大学特任教授、神戸大学名誉教授。専門は、社会変動論・地域社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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