出版社内容情報
布や縄の素材として、また薬として、人類は古来より大麻と深く関わってきた。その歴史は文字より古いともいわれる。大麻(カンナビス)はTHCという向精神作用のある成分を持つことから、現在、多くの国で所持や使用が禁じられているが、THCに次いで優勢な成分であるCBDに向精神作用はなく、その鎮静効果や抗炎症効果は、世界中の医療従事者や患者、健康志向の人々に注目されている。本書は大麻の歴史、化学構造、効能とリスク、栽培方法、法的環境などを様々な角度からわかりやすく説き、ナショジオならではのダイナミックで美しい写真とともに伝える。
【日本語版監修】
太組 一朗(聖マリアンナ医科大学 教授)
正高 佑志(一般社団法人グリーンゾーンジャパン)
※2020年1月刊行、大反響を得た「ナショナル ジオグラフィック別冊 マリファナ 世界の大麻最新事情」を、内容・写真ともに全面アップデートした改訂版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
35
新刊コーナーより。今回訪れた州3か所で合法化済みの大麻(カリフォルニア、コロラド、ニューヨーク。テキサスも近々医療用は合法化される予定)。友人で使用している人は一人もいませんが、「緑内障なら使ってみたら」とコロラドのファーマーズマーケットで勧められちょっと驚きました(ちなみに主治医はじめ日本の眼科医は大麻利用反対です)。たまたま大麻所持の役者さん&サントリーの新浪さんの大麻由来のサプリ所持(CBD系らしい)が話題ですが、ここ、単純に批判するだけでなく日本でも色々議論すべき時期が来たのかもしれません。2025/09/04
チャッピー
25
大麻の成分、医療的活用など総合的に知ることができて、勉強になった。2025/08/07
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/4aefeed9-25fe-4001-ae2f-f810eebcfd7c 2025/07/06
かんろ
0
ナショジオからこんな本でてたのかと手にしたけど、ざっと概観つかむにはわかりやすかった。 医療用としては興味深いけど功罪の両面があるんだろうとも思ったし、人類は賢さと愚かさを両方もってるよなとも改めておもった。2025/08/28
なこちゃん
0
THCがハイにする効果を持つ物質ということがわかった。流し読み気味2025/07/31
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