出版社内容情報
地球は生きている――
世界で感動を巻き起こした地球史!
太古から、地下深くの微生物は地殻の化学組成を変え、海中のケルプの森は沿岸の生態系を支え、マンモスなどの大型草食動物(メガファウナ)は大陸全体の植生と気候を形づくってきた。生命は岩石をつくり替え、水を循環させ、大気に酸素をもたらすことで地球と共に進化し、地球そのものを巨大な生命システムにしたのだ。
そして現在、人類は、”生命が地球をつくり替える”最も極端な例となっている。化石燃料の燃焼や大規模農業、都市化は、気候を変え、海を酸性化させ、土壌を疲弊させた。しかし同時に、人類は、地球の精緻な循環の仕組みを理解し、それを正しく活かすことで未来の軌道を変えうる、唯一の存在でもある。
壊す力を持つ私たちは、再生へと舵を切る力も持つのだ。
科学ジャーナリストとして世界の主要メディアに寄稿する著者が、生命と地球のユニークな関係とこれからの人間の役割を新たな視点から描き出し、私たちの地球に対する認識を大きく塗り替える。
示唆に富み、読み終えたときには希望を感じさせる。――エリザベス・コルバート(作家、ピューリッツァー賞受賞)
素晴らしい……心が痛むほど美しい文章、思考がねじ曲げるられるような概念の転回。地球が生命によっていかに奇跡的に形づくられてきたかが明らかになる。――エド・ヨン(作家、ピューリッツァー賞受賞)
詩的で爽快。気候変動悲観論者さえ活力を取り戻す。――サイエンス誌
受賞・ノミネート多数!
NYタイムズ・ベストセラー、LAタイムズ書籍賞
ワシントン・ポスト、サイエンティフィック・アメリカン、アマゾン、バーンズ&ノーブル、スミソニアン、ネイチャー、ブックリスト、シカゴ公共図書館が選ぶ、年間ベストブック
アメリカ図書館協会 2025年注目図書 ほか
【目次】
はじめに
第1部 岩石 -ROCK-
第1章 地下深くに息づく生命:地殻を変化させる微生物たちの世界
第2章 マンモスステップと生態系:大型草食動物が作り出した豊かな大陸
第3章 地球という共同庭園:人間が可能にする、生命による土壌再生計画
第2部 水 -WATER-
第4章 海に漂う細胞:すべての源である華麗なるプランクトン
第5章 海の中の大森林:地球を棲みやすくするケルプの驚くべき力
第6章 プラスチックまみれの星:地球の長い旅路のなかで人類ができること
第3部 大気 -AIR-
第7章 空の錬金術:安定した大気が生んだ複雑な生命たち
第8章 火の起源:太古から続く火と生命の密なるつながり
第9章 変化の風:居住可能な星を維持する私たちの選択
おわりに
謝辞 著者あとがき 参考文献 索引
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