出版社内容情報
ほんとうのウクライナは、こんなに幸せな場所でした。
戦禍がおよぶ以前のウクライナ全土を美しい写真でめぐる。
「愛のトンネル」だけじゃない。行ってみたい場所や会ってみたい人ばかり。
ウクライナ全州+キーウを写真で訪ねる、ウクライナ人によるプロジェクト。
ユネスコ世界遺産のキーウ洞窟修道院、小さなトロッコ列車、
マルマロシュ山や国立トゥズリ潟湖公園などの手つかずの自然、
新年の仮面祭り、東欧で最初の大学、美しさで名高いアジホリシキー灯台
伝統のオピシュネ陶芸やペトリキウカ塗り、楽器バンドゥーラ、
タルノウシキー宮殿やブコヴィナ・ダルマティア府主教の館、
ハート型の湖、謎多きアクトヴェ渓谷──
有名な観光地から、あまり知られていない小さな村まで
ウクライナをくまなく訪ね、そこに息づく文化・自然・人々の生活を記録。
「ウクライナってどんな場所?」ということを、ビジュアルに知ることができる一冊。
※本書の売り上げの一部をウクライナ支援のために募金します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
181
自然の美しいウクライナの写真集、無益な戦争を終結させる救世主は現れないでしょうか❓ 世界の軍事産業だけが、儲けている気がします。 https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/product/23/022100014/2023/03/17
yomineko@ヴィタリにゃん
74
読み友様からのご紹介本です📚美しい!人も景色も!旧ソ連での美人順位=一位ベラルーシ、二位ウクライナ、三位ロシア。とにかくビックリ級の美人が多い。大自然に囲まれて幸せな生活を送っていたウクライナ人。綺麗な場所しかない!のにチェルノブイリ然り、プーチン然り。馬鹿な人間のために庶民が悲しみの淵に落とされる。美しいウクライナ、いつか訪問出来る時が来るのだろうか。。。2023/07/17
榊原 香織
60
随分広い。 ルーマニア国境付近はルーマニア文化に近い感じ。 いずれも戦場になる前の写真2023/08/25
いくら丼
16
ウクライナの色んな地域で、それぞれに活躍する人たちが輝いていて、その手掛ける芸術やビジネスが多様でキラキラで、ただ歴史や地理を学ぶだけでは見えてこない姿が鮮やかだった。ウクライナのイメージが広がったと思う。巻末に地方ごとの説明があるので、しっかり読み込んで見返すと、また印象が深まって良さそう。ウクライナのために8年くらい活動しているボランティアグループによる制作物らしくて、素敵な団体だと思った。ざっと目次を見た時はオデーサはないのかと思ったけど、何度か登場し、最後には港の写真も見開きで見られた! わーい!2024/02/17
ポテンヒット
14
写真が美しい。自然や小さな村、動物、人、歴史的建造物などさまざまなものを見るうちにウクライナという国が浮かび上がってくる。色んな民族楽器があるのも印象的だった。著者のウクライナーとは、ウクライナを再認識するために2016年から記録、取材を始めた団体で、600人以上のボランティアがいるそうだ。写真に写る人やスタッフ、素晴らしい景色や動物たちは今どうなっているのだろう。2024/09/19