内容説明
ホモ・ハビリス、ホモ・ルドルフェンシス、ホモ・エルガステル、ホモ・エレクトゥス、北京原人、デニソワ人、ホモ・アンテセッサー、ネアンデルタール人、ホモ・サピエンス、ソロ人、ホモ・フローレシエンシス、ルソン原人…入り組んだ系統樹の中で、私たちだけが生き残った。わかりやすい地図でたどる、壮大なヒトの歴史。
目次
1 人類の夜明けと最初の拡散(東アフリカ大地溝帯の申し子;大陸移動 ほか)
2 旧世界のさまざまな人類の形態(アフリカにおけるホモ・サピエンスの誕生;ネアンデルタール人はなぜ絶滅したか? ほか)
3 ホモ・サピエンスの第2の誕生(ホモ・サピエンスの認知能力の発現;南アフリカに起こった文化革新の波 ほか)
4 新石器革命と世界への拡散(ヨーロッパの農業;アフリカの狩猟採集民族と農耕民族 ほか)
5 遺伝子・民族・言語の多様性(すべての言語の祖語は存在するのか?;遺伝子と音素の多様性 ほか)
付録
著者等紹介
ピエバニ,テルモ[ピエバニ,テルモ] [Pievani,Telmo]
パドバ大学(イタリア)生物学部生物科学哲学教授。哲学者であり、進化論の専門家。200以上の著作がある。元々はホモ・エレクトゥスの系統学、特にインドネシアにおける系統を中心に研究していた。2002年以降は東南アジアにおける古生物の多様性進化と先史文化の研究を行っている
ゼトゥン,バレリー[ゼトゥン,バレリー] [Zeitoun,Val´ery]
系統発生論的なアプローチからホモ・エレクトゥスを研究する古人類学者。生物多様性の進化が回復する研究の基盤確立を目指し、東南アジアの第四紀動物相の信頼性の高い指標(化石学、解剖学、年代学ならびに歴史的データの修正)の有用性評価も行っている。UPMC(ピエール・マリー・キュリー大学)で古人類学を教えるほか、タイで、大学院生向けに古生物学と系統学の基礎などを教えている
小野林太郎[オノリンタロウ]
1975年生まれ。東海大学海洋学部を経て、国立民族学博物館准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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