内容説明
人体切断、縄抜け、降霊会、死者や超自然との対話、エクトプラズム、ポルターガイスト、こっくりさん、念写、超能力、錯視…私たちを魅了する奇跡と奇術は表裏一体だ。本物の魔法だと信じられていた初期の奇術が、洗練された舞台芸術として確立するまでを、詐欺師とマジシャンの攻防を軸に解き明かす。元マジシャンであり心理学者でもある著者が、人の心理を巧みに誘導し、手わざを自在に操る鮮やかな手法を語る。オカルトブームを盛り上げた様々な道具のほか、名だたるマジシャンが使用した道具などの貴重な図版を多数収録。
目次
イリュージョンへの招待
第1幕 初期の催眠術と心霊現象
第2幕 マジックの巨匠たち
第3幕 心霊研究家
第4幕 超心理学者
第5幕 錯覚の心理学
終幕
著者等紹介
トンプキンス,マシュー・L.[トンプキンス,マシューL.] [Tompkins,Matthew L.]
米国の実験心理学者。元マジシャン。ニューヨーク州立大学ジェネセオ校で心理学を専攻。オックスフォード大学で心理学研究の修士課程修了。同大学で実験心理学の博士号を取得。錯覚の認知心理学に焦点を当てた研究は、“ワシントン・ポスト”紙など国際的なメディアでたびたび取り上げられている。プロのマジシャンとして活動していた経験を研究に生かしている。査読付き科学論文の内容が評価されてマジック・サークルの会員となった初の人物。実験研究に加え、幽霊の出没、魔女裁判、四次元の霊体、ポケモンのキャラクターの幻覚といったマニアックなテーマで記事を書いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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