内容説明
困難に直面し八方塞がりに陥っても大英断を下して歴史を動かした人類の快挙!
目次
序章
初期人類、最初の石器を作る
初期現生人類、アフリカを出る
狩猟採集民、定住と農耕畜産を始める
シュメール人、筆記を始める
エジプトとヒッタイト、平和条約を結ぶ
アテネ市民、民主政を選ぶ
シッダールタ、悟りを求めて旅立つ
アショーカ王、戦争を放棄する
ユリウス・カエサル、ルビコン川を渡る〔ほか〕
著者等紹介
プライス,ビル[プライス,ビル] [Price,Bill]
歴史のエピソードを紹介する著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
G-dark
10
およそ260万年前から人類が下してきた様々な「決断」を紹介する本。人類がその決断をするに至った背景、主役となった人物、そしてその決断の功績が載っています。大昔のアフリカで何が起きたのかはまだ分かっていませんが、人類が慣れ親しんだ生まれ故郷を離れ、世界中へと散らばっていったということに、壮大なロマンを感じます。人類は好奇心から新天地を求めたのでしょうか?それとも、干ばつや飢饉といった事情で未知の土地へ出て行くしかなかったのでしょうか?自分の遺伝子の中にきっと組み込まれている先祖の記憶を辿ってみたいです。2019/10/26
まままま
2
出アフリカをした200人ほどのグループの遺伝子を我々は持っているのか!凄く興味深い!2023/10/29
あや
2
人類史の転換点を紹介。事象そのものではなく「決断」を基準としているので、偉業が成された起点となる出来事や、成し遂げた本人ではなく脇役的な人物にスポットが当たっていることもあるのが視点として面白い。また政治史・戦争史だけではなく、ビートルズやジョブズなど近代の文化史にも触れられている。ただ内容がやや欧米に偏っており、東アジアの話題はほぼなく、日本どころか中国も出てこないのがちょっと寂しい。2022/03/21
ひで のぶお
1
さくっと流し読み。ロバートジョンソンが乗ってた(笑)ネルソンマンデラとローザパークスがよかったなぁ。2018/12/21
isaribi11
0
イベント史。個々の背景掘り下げが丁寧なものの簡潔にまとめられてて興味をもちなら読むのにいい塩梅2021/11/30