内容説明
世界で飼育されている動物1万3000種をすべて撮影するプロジェクトから、280種を超す、世界の鳥の美しい姿を紹介。
目次
1 鳥という生き物
2 第一印象
3 飛翔
4 食べ物
5 次の世代
6 鳥の頭脳
7 未来
著者等紹介
サートレイ,ジョエル[サートレイ,ジョエル] [Sartore,Joel]
写真家、著述家、教師、保護活動家、ナショナルジオグラフィックフェロー。ナショナルジオグラフィック誌を中心に活躍。著書多数
ストリッカー,ノア[ストリッカー,ノア] [Strycker,Noah]
米国の雑誌バーディングの編集委員。雑誌をはじめ各種メディアへ鳥に関する記事を寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
113
様々な鳥のポートレート。よく撮ったなぁ。美しい。 最も繁栄に成功した鳥と書かれているイエスズメも今や数が減っている2025/04/05
yukision
62
世界の動物園・保護施設で飼育されている動物全て写真で記録するプロジェクト,フォト・アーク。その中から280種の鳥が掲載されている。羽毛の一本一本,虹彩や皮膚の質感までくっきり再現された美しい写真が並ぶ。色と姿を際立たせるために背景は白と黒のみ。そのせいで一層芸術作品を見ているような錯覚を覚える。2022/05/14
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
50
フォト・アークとは、世界の動物園・保護施設で飼育されている1万3千種の動物を全て写真で記録するプロジェクト。写真家のジョエル・サートレイが中心となって立ち上げた。動物の姿を記録し、発表する事で、絶滅危機にある動物への関心をもってもらい、また未来の世代に動物の姿伝える事が目的。この本にはフォト・アークから絶滅危惧種にある約280種の鳥を掲載。鳥の魅力あふれる写真がいっぱい。そして知らない鳥の生態についても学べる。2020/11/11
Shoko
26
図書館本。美しく、愛くるしい姿の鳥たちに見惚れた。写真家ジョエル・サートレイが、「存在すら知らない相手を守ることはできない」という理念のもと、10年以上にわたり動物の撮影を続けてきた「フォト・アーク」プロジェクトの鳥バージョン。「ハゲワシやコンドルは自然界のゴミ処理係。悪臭を放つ死骸をきれいに片付けてくれる。それゆえに、不気味、下劣、不浄のそしりを受けることも多いが、世界を清潔に保ち、生命の循環を促進してくれるありがたい存在なのだ」2020/11/19
kurupira
6
レイチェルカーソン「沈黙の春」で人間が破壊した環境は鳥の死によって現れることが恐怖を持って描かれるが、本作の美しく可愛いらしい写真から守るべき対象であることを実感できる。近所の公園に季節毎に現れる鳥達を今後も見守りたい。そしてナショジオの写真家のクオリティはやはり高いなあ、綺麗な写真をずっと眺めてられる。2021/07/23